黒ぶちが特徴のトイレマークを紹介します。
黒ぶちの奴は割といないんだぞ。
今まであえて避けてきた感じ?
発見日:2017年8月19日
黒ぶちのトイレマーク!
今回のトイレマークは、上京した際にスカイツリーからのすみだ水族館へ行って撮りました。
スカイツリー…確かに高いなと思ったけど、よく考えたら飛行機に乗って上京したわけで。もっと上空から東京を眺めながら来たんですね。なので個人的には感動が遠のいてしまいました。ハハッ。それよりも最上階の窓の外にセミが一匹とまっていたのを発見し、こんな上空まで自力で飛んできたんだろうか…。と驚愕した思い出があります。結局あのセミ君はどうしたんだろう?
まあそんなこんなで、今回は黒ぶちトイレマークです。
黒ぶちってですね、意外とあんまりないんですよ。
ほとんどのトイレマークが一色ずつで塗ってあるものなんです。
また逆に、輪郭線で表現されているものでも、中を色塗りしているものも少なく、中は抜いてあったりします。
今までにあえて黒ぶちに縁どられているのってこれくらい↓。
すごく少ないですね。
ひとつには、どうにも黒ぶちにするとイラストっぽくなっちゃうからのような気がします。その件は上記の「チョークアウトライン」の記事でも触れました。野暮ったい印象になっちゃうんですよね。
しかし今回、比較的新しい「すみだ水族館」があえてこの黒ぶちトイレマークを採用しているというところから考えると、「他にない」のが逆に一周廻ってスタイリッシュになっちゃっているのでは?と思います。
面白い現象ですよね~!
身障者マークも黒ぶち
今回、身障者マークも同じようにデザインされていました。こちらは透明で輪郭線だけですね。
丸っこくて可愛らしい印象です。
追記:このトイレマークのデザイナーは廣村正彰氏
後日、インターネットで見ていて、このトイレマークをデザインしたのは廣村正彰氏であることがわかりました。
マイナビの運営するサイト「IT Search+」にてインタビューがされていたのを拝見しましたが、そこで廣村氏はこのすみだ水族館のトイレマークのデザインを手掛けるなかで、「なるべくならサインは小さくつけたい」ところを「大きめにして色もつけて、何カ所にもつける」ようするなど、何度も施設側の指摘を受けて変更を加えていったそうです。
こういった裏側の話を聞けるのはとても興味深いことです。また、トイレの位置づけについて廣村氏の考えも書いてあり、とても面白い内容でした。
詳細は「IT Search+」の記事をご覧くださいませ。
参考文献
「IT Search+」 サインデザインは「本当はないほうがいい」 – 廣村正彰が語るデザイン(2012/11/04更新、2021/9/29閲覧) https://news.mynavi.jp/article/20121104-ssign/
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