頭部と胴体に別々に支柱がつけられたトイレマークを紹介します。
頭と体がズレているように見えるのもご愛敬
俺のコレはスカートじゃないよ
発見日:2021年1月5日
2つのパーツを横から支えたトイレマーク!
今回のトイレマークは、頭と体それぞれ分かれたパーツを横から棒が支えるトイレマークです!
なんだか、スゴイ表現ですね!
そもそもトイレマークは基本、描かれていたり壁に貼ってあるものが多く、マーク自体が立ち上がっているものは数えるほどです。コレくらい↓。
これらはどれも足元から立っているので、首は胴体にくっついています。それが前提。
なかには棒が支える系のプチ立体トイレマークもありましたが…
↓コレは細い針金で胴体の横から串刺しにしています。頭は胴体にくっついているようです。
↓コレは頭は離れてはいますが、支える棒はグレーで目立ちにくくしています。
これらを考えると、今回のトイレマークは、支える棒部分、いわば裏方部分もハッキリ見える形で存在しているというなかなか稀有なものです。太さや色がマーク自体と同等ですもんね。
…すっごく面白い!
男性マークがスカートにも見える?
では、今回のトイレマークをよく見てみましょう。
男性はシルクハットのような帽子をかぶり、Vネックで胴体のラインに沿って作られたおそらくスーツのような服装です。 紳士でしょうか?カッコいいですね。
けど…。上半身のスソがちょっとピラッとなっていて、スカートに見えなくもない。そして、胸元も谷間がある女性にすら見える。
つまりこう?
本当はシルクハットにボンテージ姿の写真を置きたかったけど自主規制。しかしシルクハットに胸元開いたミニスカ衣装って、なかなか攻めてますよね!
……なわけないか。
でも、↓の女性マークと同じような形ではありますね。
一方で女性マークは…
ふんわりスカート。頭上にいるので「メリーポピンズ」みたいに上から降りてきそう。
これも丸っこさが一種の女性的な雰囲気をかもしていますね。
輪郭線のみ表現は流行っているのか?
このトイレマークは、枠線の輪郭で描かれていて、塗っているところはないです。このトイレマークは背景が特についていないので、風景に紛れそうですがそこはデザイン優先。
そういえば最近塗っているところがないものが多いです。
塗ってないだけでスタイリッシュな気がしますよね。
新しく設置されたトイレのマーク
今回のトイレマークは、久々に三角西港に訪れたときに発見しました。10年ほど前にもここには訪れていますが、そのときは別のマークだったんです。それがコレ。↓
このマークはすでに撤去されていました。というか、トイレ自体が新しくリニューアルされていました。それはおそらく、この三角西港が「明治日本の産業革命遺産」のうちのひとつとして、世界遺産に2015年に登録されたからですね。前のトイレは薄暗かったですが、今回行ったら明るく近代的になっていました!
しかしもうあの魚トイレマークがないと思うとそれも寂しい。トイレマークって世代交代が結構起こる場所でもあります。だから写真撮っておかないとですね!
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