青赤の色合いが恋しいトイレマークを市役所支所で発見‐No.1004

トイレマーク ――足1本シンプル

シンプルなトイレマークを紹介します。

中身の抜けた輪郭トイレマーク

やっぱり一瞬どっちがどっちか考えるわよね

発見場所:熊本県宇城市 宇城市役所小川支所
発見日:2021年1月15日
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オシャレな輪郭トイレマーク

今回のトイレマークは、いつもなら塗っている胴体や頭の部分をあえて塗らずに、輪郭線、しかも同じ色で描いてあるものです。

実は、最近増えているタイプ。

細い線で閉じない輪郭のスタイリッシュトイレマーク!‐No.904
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線が閉じない足元切りっぱなしのトイレマーク‐No.957
足元が切りっぱなしのトイレマークを紹介します。

 

すごく…スッキリしていて、いかにも洒脱な雰囲気が漂うんですけども、どうにも「視認性」という点では欠けます。

遠くからじゃぱっと見わかんないんですよね。

これが、「トイレ」という場所を示すという性質上、なかなか緊急事態を抱えている人もなかにはいるわけで。

ジェンダーやら視覚障碍者などの問題があるのはわかるけれども、やはり「すぐに判別できる」というのが一番重要なことだと、最近再確認されつつあるように感じます。つい先日も、ツイッターでトレンドになっていましたね。私も興味津々で皆の意見を読ませていただきました。

ちなみに今回のトイレマークは一応、以前紹介したものと形的にはほぼ同じです。

シンプルな足一本スタイルの塗りの無い輪郭トイレマーク!‐No.996
棒一本タイプの足のトイレマークを紹介します。

↑でもコレと比べ、やはり色がないので、男女の判別にやはり一瞬の躊躇があるように思います。

そして、今回の場所柄を考えても、これでいいのか…?てな思いにならざるを得ませんでした。なぜならここは公共施設だったからです。

市役所の支所にあったトイレマーク

今回のトイレマークは、2020年12月に移転した熊本県の宇城市役所小川支所にあったものです。

この支所は、以前は子ども向けの屋内遊技店だった建物をリノベーションする形で造られた施設。ショッピングモールの敷地内にあるという全国初の支所です。

館内はそれこそスッキリしてオシャレな空間にされていました。

そんな中にあるトイレがコレ↓。

み、見にくい……。

 

マークがそれぞれのトイレドアに小さく据え付けられています。同色なので、近づかないと男女がどっちかよくわかりませんね。ちなみに左は男性、真ん中は多目的トイレ、右は女性です。

私は前の施設の時のトイレを見てはいないのですが、子ども用の遊戯施設だったので、以前はもうちょっとわかりやすいトイレマークだったのではないか…とは思います。

今回は市役所支所という公共施設ということで、より幅広い層がトイレマークを認識できることが必要な気がしますが、、、

ああ…オシャレを優先しちゃったか…。

おそらく数か月後には一般的な青赤のトイレマークが貼られている気がします。

赤ちゃんの表現が…

 

今回のトイレマーク、オムツ替えシートの表現がなんだかおもしろいです。

赤ちゃん…。頭と胴体のみだね…。オムツ替えシートの表現も、実は幅が広くて、面白いジャンルでもあります。

トイレマーク

オムツ替えシートのピクトグラムを今までそこまで注目はしてこなかったですが、これからはこれも見ていくのもいいかもしれない…と感じてます。

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