先日、ちょっと襟足が長い(ように見える)トイレマークを見つけました。
そういえば、日本ではヤンキーやその子どもがよくこの髪型にするけど…80年代の洋楽でもこの髪型見たことあります。
そう考えていくと、この髪型の由来はなんだったのか?と思い、とても気になったので、海外と日本について調べてみました!
もう少しエリ足を
伸ばさなきゃな!
う~んあの髪型、
女性としては…。
発見日:2008年9月28日
ヤンキーの髪型の名前は?
えりあしを延ばす髪型、これは「マレットヘッド」(mullet head)と呼ばれているようです。
しかし日本ではあまりこの用語は浸透していません。それもそのはず、これはツッパリ文化が収束してきた1994年にアメリカの歌手「ビースティー・ボーイズ」がこのダサい髪型をネタにした曲を作ったことから、この髪型をそう呼ぶようになっているらしいです。
日本ではいまだ「ヤンキーの髪型」の方が通じると思います。
ヤンキーの髪型は誰のマネ?
ヤンキーがえりあしを伸ばしている髪型は、ジャンボ尾崎さんの髪型に由来するという説が有力と言われています。
ジャンボ尾崎さんこと尾崎将司さんは1965年西武ライオンズでプロ野球デビュー後、1970年にプロゴルフへ転向し、活躍している人物。1971年に日本プロゴルフ選手権で初優勝を果たし、1973年にマスターズ・トーナメントで東洋人初の8位入賞を果たすなど、ゴルフで輝かしい成績を残しています。
ジャンボ尾崎さんは前髪などは短く、えりあしだけ伸ばしているスタイルですね。
彼がこの髪型を始めたのは、炎天下のラウンドのなか、首元を日焼けから守るため、と言われます。
合理的な髪型だったわけですね!
ヤンキーの子が後ろ足を伸ばすのは…?
現在でもえりあしを伸ばす髪型で浮かぶ有名人といえば…。
プロレスラーの天山広吉さん、
歌手の長渕剛さん
…など、強いイメージの方々ですね。
でも、現在の若いヤンキー夫婦が、ジャンボ尾崎さんをはじめとする彼らをリスペクトしているから、えりあしを伸ばしている!…というわけでもなさそうなので、ただ単に「日本ではヤンキーの髪型として定着している」という側面があるからではないかな?と思います。
子どもをちょっとヤンチャに見せたいという思いからでしょうか?
マレットヘッドについて!
では、海外でも見られる「マレットヘッド」について見てみましょう。
「マレット・ヘッド」は、魚の「ボラ(mullet)」に似ていることから呼ばれるようになったヘアスタイル。
「ネバーエンディングストーリー」のテーマで有名な「リマール」(LIMAHL)
「ダリル・ホール&ジョン・オーツ」も近いな…
こうして見ていると、この時代の歌手ほぼこの髪型です。
多くのタレントがこの髪型にしました。
それを、爆発的流行からしばらくたった1994年、ビースティー・ボーイズがネタにした歌「Mullet Head」を出しました。そこからこの髪型が「世界一ダサい髪型」と全世界に認知され続けています。
しかし、ここ近年、オーストラリアでこのマレットヘッドが復活の兆しがあるそうです。どうなんでしょう?盛り返して来るのでしょうか?
日本はこの髪型がヤンキー独自の文化に取り込まれています。
80年代、この髪型が黒歴史だった方々に、日本で払拭する機会はあるの…でしょうか?
結論!このトイレマークは…
…ということで、様々に見てきたえりあしロングの髪型ですが、、、
これくらいだとカワイイものですね。
ヤンキーならもっとえりあしが薄くて長いですし、マレッドヘッドであればもっとボリュームがあります。
ダサい髪型払拭の日が来るのか、楽しみに待っていましょう。
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