コミカルなトイレマークを紹介します。
キース・へリングのようだって?
そう見える?あざっす!
発見日:2017年1月28日
チョーク・アウトラインとは
今回のトイレマークは、べた塗りや白抜きだけの表現ではなく、黒い輪郭線もあります。
それにより、ただでさえかかとからつま先部分の足表現があるコミカルな形にさらに漫画チックな表現になっています。
こういった輪郭線を太く描くのは「チョーク・アウトライン」と言ったりするそうです。
現在ではこうして実際に描くことはしなくなっているそうですが、今でもある種のユーモラスな表現として作品などで取り入れられたりしています。
キース・へリングなどの絵を指す際に「チョークアウトライン式」などと言ったりします。
なんだか、輪郭がつくととりあえずコミカルです。モチロン、キースへリングはその動作ひとつとっても楽しそうなんですけど。
まあ、今回のトイレマークの動きを見てみれば、男性は少し頭を下げているように見えるかな?ペコリ、みたいな。やっぱり動きがあるように見えちゃう。
う~むこの姿勢、大阪の「ようおこし」トイレマークを少し感じさせます。
やっぱ面白い。
一方で女性は、ちいさなリボンを付けています。
でもこのリボンには輪郭線がないという即席感。
女性マークは姿勢的に直立をしていますが、やっぱり今にも動きだしそうですよね。チョークラインとともに命が吹き込まれたのかしら。恐るべしチョーク・アウトライン。
トイレマークにチョークアウトラインをすると
今までにもこうして中身に塗っている青や赤の色とは違う黒か白の輪郭線があるものはありましたが、やはり輪郭線があると、マークの形が強調されて、見やすいんですよね。
見やすくて、わかりやすい。そう考えると、マークとしてとっても最高ではあるんです。
でも、やはりどうしてもこの一枚を風景に置いたとき、目を引きすぎて野暮ったくなっちゃうんですよね。
周囲に溶け込めず、そこだけ漫画の世界を貼り付けた感があります。
フフ、難しいですよね。
目立つけど、風景に溶け込む…。そのスレスレをいくために、トイレマークはべた塗りや白抜きが多いんでしょうね。
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