先日、九州産業大学のトイレで、何者かがトイレのマークの男女の色を変えていて話題になりました。男マークが赤に、女マークが青になっていたんですね。大がかりな誰かのいたずら？あるいは偏見に対するメッセージか？と、噂されましたが、大学側は詮索もしないし被害届も出さないということで、一応この件はおしまいのようです。
やった本人にはいたずら程度だったのかもしれませんが、SNSで拡散されてその話題になりように私はワクワクでした。世間ではトイレマークにこんなに興味があるなんて！
実は、私も以前、色が逆のトイレマークに遭遇したことがあります。その件に関して紹介いたします！
私わかる？私は男だと思うでしょ？実際は女マークだったのよ！
えっ！？あ！私、スカートだけど男マーク！？もうよくわかんない
発見日：2007年11月30日
男なの？女なの？色と形があべこべマークが実在
該当のマークはですね、ホントに実在するんですよ。私も気づいたときはビックリしました。そう、気づいたときです。なんでって、現地では気づかなかったんですから。
わ～シンプルなマークだな～…なんて呑気に写真を撮ってて、家に帰って写真を見て、
アレ？色と形が逆じゃん？って気づいたんです。
通常のマークは
となるはずですよね。
青くて肩幅が広いのが男性、赤くてスカートを履いているのが女性、という感じですよね。
でもこれは正反対なんです。
青がスカートを履いていて、赤が肩幅が広い。
にわかには信じられず、何だこれは！そして、どっちが男でどっちが女か！？と思い、確かめるため気づいた翌日もう一度見に行きました。
このマークがあったのは、福岡市博多区の博多駅筑紫口からちょっと入ったところにある複数の企業が入った某オフィスビルです。一般の人の出入りがあるようなビルではありません。ビルに入っている会社の人たちが使うようなトイレです。
入ると…
トイレ手前にあったのはこのマーク。
通常のマークじゃん！！！
青くて肩幅広いのが男、赤くてスカート履いているのが女。もうビックリですよ。
手前には通常の何ら変哲のないトイレマークが掲げられているんですから。
思い違いか…？とドキドキしつつ、先に進むと、男子トイレの前には
このマーク。
女子トイレの前には
このマークがありました。
形じゃなくて色で分けてるんかい！
通常と考え方が逆です。形でなく色を生かしてあります。
しかしなんでこんな意地悪な実験みたいなことしているんでしょう…？
でも、誰も気づいていないのかもしれないです。このときトイレに入る人はみんな普通に、男は青、女は赤のトイレマークめがけて進んでいってました。形は男女逆なのに…。実はみんな知っていて、スルーしているのかもしれません。オフィスビルにあり、いつも使うメンバーしか使わないようなところなので、実際のところはわかりません。
この件で私、実感しました。こんな小細工、気づかないほどに
みんな色しか見てないようです。
いろいろと興味深いトイレマークなのでした。
しかし制作者…すごいことをするものだ…。ちなみに、このトイレマークを撮影したのは2007年。現在はどのようになっているのかは知りません。機会があれば確かめてみたいと思います。
色を逆にしたらどうなるの？
色を逆にしたらどうなる？答えは、間違える。です。
過去にも、テレビの企画などでトイレマークの形と色を逆にした実験があるそうです。そのときは、日本人は色のほうを見て入って、トイレを間違えた人が多かったという結果だったそうです。しかし、外国人は、マークの方を色にかかわらずちゃんと見て入って、間違える人が少なかったとのこと。外国では、トイレマークは男女同色が一般的なのだそうです。
この男女の色分けに関する考察を別ページにてしてありますので、よろしければ参照を。
でも、私が実際出会った前述のマークは、色を生かして形を逆に掲示していたので、入るトイレは結局間違えませんでした。
も～ややこしい～！
つまり、女の私は
が女子トイレの前にあったら、色を見て「アラ、間違えた？」なんて、もう一方の
このマーク目指して間違えて入っていったかもしれません。
でも女トイレに実際にあったのは、この赤いマークなのでそのままスルーしました。
男女逆にしたのってまったくもって意図が不明でした。
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