トイレマークが民芸品調のもの!男女ともきらびやかで見分けがつかない?‐No.089

トイレマーク ――歴史ものアート

民芸品のようなトイレマークを紹介します。

僕は男でおじゃる

私は女ですよ。

発見場所:山口県美祢市 山陽自動車道 美東SA
発見日:2008年1月4日
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手が込みすぎて逆に見分けがつかない?

 

今回のトイレマークは、極彩色でとても美しいものとなっています。
お内裏様とお雛様なのかな?キレイな着物を召した貴族の恰好をしています。
男性がコレ。「衣冠束帯(いかんそくたい)」っていうの?模様まで細かく描かれた衣装に、頭には冠をかぶっています。冠も一般のお雛様のように黒ではなくて、金色です。そして、杓も携えています。
そして、細い目じりにマロ眉毛。高貴なお顔です。

 

 

一方の女性。

十二単のようなものを着て、扇子を持っています。

が、冠というかカンザシがとがった部分なしのただ丸いものを頭にかぶっています。

こちらも、切れ長の目にマロ眉です。

 

どちらも、衣装の柄までキレイに描かれているんですが…。

 

 

細かすぎて、男女の差がわかりづらい!という現象が起こっています。

民芸品なの?

これは民芸品なんだろうか?と思って調べてみたんですが、ちょっとわかりませんでした。

しかし、どうやらこの地域には「大内人形」というまん丸の漆塗り人形があるみたいなんです。これを見ると丸い形は似ています。しかし大内人形はほぼこの顔のよう。

大内人形

 

雰囲気が違うので、別ものかな?ただ、ヒントがあって、トイレマークの端に「原作者 原田文枝」と書いてあるんですね。原田文枝さん…。調べましたが詳しくはわかりませんでした。

 

ちなみに、大内人形自体を使ったトイレマークも後日発見しました↓。表情に癒される…。

大内塗の人形トイレマーク!ツヤと表情に癒される!‐No.883
大内人形のトイレマークについて紹介します。

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