帽子などのアクセサリーのトイレマークを紹介します。
帽子・ヒゲ・蝶ネクタイの3点セット!
変装セットでしょ
発見日:2015年1月25日
提供:KT様
変装グッズのようなアイテムトイレマーク!
今回のトイレマークは、頭部まわりのアクセサリーです。
目鼻などは描かれていないので、ちょうど透明人間のようになっています。
男性は口ヒゲ、女性は髪の毛も入っていますが、まあこれは付け替えたりできる箇所なので、まさに「変装グッズ」です。
その人自身の好みによって、形を変えることができる部分ですね!形を変えられる部分だけど、それが普遍的に男女の違いを表そうとしている、という興味深いものです。
このタイプのトイレマークは過去にもいくつかありました。帽子だけじゃない顔周辺の要素が含まれたものですね。
色んな種類がありますが、男性はシルクハットと口ひげまたは蝶ネクタイ、女性はつばの広い帽子と唇という組み合わせが多いみたいです。
まあ中には、男性は片眼鏡(モノクル)も付けてたり…
女性はバラ(!)だったりと特徴的なものもありますが…
そんな中で今回のものを見てみると、特徴的なのが女性の帽子のかぶり方と髪型です。
帽子が超斜め!しかも、かぶる部分が浅い!
…となると、普通のつば広帽子ではなく、セレブの女性などがかぶる飾り帽子っぽいものかもしれませんね!こんなの↓。
一般の人にはこんな帽子に馴染みはありませんが、よく考えると男性のシルクハットも一般には全く馴染みがないものなので、ちょうどいいかもしれません。
氷川丸とは
今回のトイレマーク、私の実弟が横浜港に係留されている「氷川丸」で撮ったものです。
氷川丸は1930年に就航し、シアトルと日本を結ぶ船として、戦前はチャールズ・チャップリンなど著名人も乗せた歴史ある船です。戦争が次第に激化してきた1941年には海軍に徴用され、病院船としてアジアを航行。戦後は引き揚げ船として従事したのちに、国内の輸送船として活躍します。そして1953年にシアトル航路に復帰を果たしますが、飛行機の発達などから、建造から30年後の1960年に引退。その後は現在の山下公園に係留され、レストランなどの観光船として活用されます。2006年に一度閉館し、館内を竣工当時の形に復元したのちの2008年、「日本郵船氷川丸」としてオープンしました。
…という船なのですが、個人的にいつかここを訪れるつもりです。
というのも、私の祖母はカナダ移民だったのですが、戦争直前にカナダから日本へ帰国するとなった際にこの氷川丸を利用したそう。それで2015年当時、米寿祝いに親族みんなで訪れたんです。しかし、あいにく私は臨月だったもんで欠席…。行きたかった…。そんな祖母も2020年の今年亡くなりました。私も熊本住まいの一般人なので、なかなか訪れる機会がないのですが、できれば早めに訪れたいと思います。
あ、一応、トイレマークは現代のものだと思います。
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