脆弱な首があるトイレマークを紹介します。
首の皮一枚でつながっているとは
まさにこのこと…。
私みたいにとってしまえば
楽なのに☆。
発見日:2007年1月4日
国鉄様式のトイレマーク?
今回のトイレマークは、国鉄様式のトイレマークです。
国会図書館から、国鉄の「掲示基準規程」のコピーを取り寄せたところ、確かにこの形のトイレマークが規定されていました!
私の取り寄せた、日本国有鉄道総裁室文書課が出した「鉄道法規類抄」という本のコピーでは、【第11条 掲示標の文字、書体等】に、文字のフォントや、各種マークなどを定めているものがあって、そのなかに付表5として「掲示表に使用するピクトグラフは以下のとおりとする」と(手洗所)としてこのマークが赤と青で描かれていたんですね。
「鉄道掲示基準規程」が出されたのは昭和48年9月29日が最初で、その後順次改正していっています。
この「ピクトグラフ」としてのトイレマークは昭和48年当初からあったのか、ちょっと資料からは読み取れなかったのですが、きちんと規定してあるものとしてあったということで大変興味深いです。昭和48年というと、1973年、トイレマークが本格的に使われるようになる1970年大阪万博の3年後です。とっても興味深いです。
ちなみに、このトイレマークがあったJR山陽本線中野東駅は、1987年に国鉄がJRに民営化したあとの1989年に建てられたものだそうです。
ということは、民営化したあとも国鉄様式のものを使ったということなので…う~む興味深いです。
現在はJRに民営化したので、社内規定ということで文書は外部には公表しなくてもいいことになっているよう。とはいっても、ある程度は国のJISなどの指針には従っているものなのだとは思いますが…。現在のJRの規定も…気になる…。
首が非常に脆弱なトイレマーク
今回のトイレマークは、珍しく、首がついています。
しかも、ほっっっそいの。
コレ。
なぜ付けた……?
って、思いますよね。こんなに控えめにつけるなら、付けなくてもよかったんじゃない?って素直に思っちゃいます。
逆に、細すぎて、見ていると不安になります。
コキッ
っていっちゃいそうで。
一方で女性は…
首なし。
頭部と胴体は離れています。いや、こっちでいいんだよ…。トイレマーク界ではこちらのほうが一般的なんだよ…どうして首つけた?男性。非常に疑問に残ります。
一般的なトイレマークの両方とも首は潔く無いですもんね。
首つけるなら、もう少しちゃんとしたのを男女につければよかったのに!
って、みんな疑問に思うトイレマークでした。
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