トイレマークについて!一般的によく見るAIGAマークとは?-No.001

トイレマーク ――四肢アリピクトグラム

今回は、規格化されたトイレマークのなかでも一番シンプルで、日本国内でもよく見るトイレマークについて説明します。

 

001m

俺の姿は特筆すべきは何もなく。のぺーっとした感じだよな。

私の腕がスカートの広がりと同じ角度に広がってるのが

私たちマークの特徴よ。

 

トイレマークの規格とは

日本で公共の場で使われているトイレマークは、3種類あります。

一つが、日本工業規格(JIS規格)のトイレマーク。↓のマークですね。
国内の規格で、女性の腰がキュッとしぼってあるのが特徴です。また、手足の先も角ばっています。

トイレマークで一般的なJISマークのものは?素材はどこで入手できる?-No.002
今回は一番と言っていいほどよく見るトイレマークについて解説します。

 

そしてもうひとつが、AIGA規格のトイレマーク。↓のマークです。
これは「American Institute of Graphic Arts」、つまりアメリカグラフィックデザイン協会がデザインした、通称DOTピクトグラムのうちの一つです。日本でものすごく浸透しているので、アメリカのものと知ると意外ですね。

 

そして最後に、日本ではあまり見られないんですが、国際標準化機構(ISO規格)のトイレマークがあります。

ISO7001のトイレマーク!‐No.462
ISO7001のトイレマークを紹介します。

ただ、過去のISOは違うものだったよう。女性の腰のくびれに沿うように女性の腕が肘で曲がっているのが特徴です。

ISO規格のトイレマーク!女性の腕の置き場にやるせなさが残る…-No.097
ISO規格のトイレマークを紹介します。

 

これら3種類の中で、今回はAIGAのトイレマークについて解説します。

AIGAトイレマーク誕生のきっかけは?

 

トイレマークなどのピクトグラムが最初に考案されたのは、1964年の東京オリンピックの際の日本とよく言われています。

その詳細はこちらのページもご参照ください。

東京オリンピック’64がトイレマーク誕生のきっかけ?誰が作ったの?‐No.355
トイレマークの元祖というべき1964年東京オリンピックのトイレマークを紹介します。

 

 

このAIGAのトイレマークが誕生したきっかけは、1976年にアメリカで建国200年祭が行われることや、今後世界各国の人々が行き来する時代に向けて、アメリカ合衆国運輸省(DOT)が旅行者などのために、ピクトグラムを標準化していく必要があると考えたことからでした。

そこでDOTはアメリカグラフィックデザイン協会(AIGA)と協力して、世界中のピクトグラムを見直して新たなピクトグラムの考案に乗り出しました。

AIGA(DOT)のトイレマークを考案したのは誰?

AIGAと契約したのは「Cook and Shanosky Associates」という会社のロジャー・クック氏とドン・シャノスキー氏。彼らは約1年かけて、34個のピクトグラムを制作、1974年に発表しました。

これらのなかで一番最初に考案されたベースともいうべきマークは「男性」のマークです。それまで既にDOTに存在した人間のマークを、より滑らかで装飾のない形に整えたそうです。これを、クック氏が愛するシンプルなフォントにちなんで、「ヘルベチカ・マン」と呼びました。これをもとに、様々なピクトグラムを制作したそう。

こうして、現在私たちがみるトイレマークのひとつが制定されたのです。

素材はどこから入手できる?

素材は本家本元のAIGAのサイトからダウンロードが可能です。

Symbol Signs
This system of 50 symbol signs, produced by AIGA and the U.S. Department of Transportation, was designed for use at the crossroads of modern life.

 

 

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