鷹と鳩のトイレマークを紹介します。
タカ派
ハト派
発見日:2008年11月23日
タカとハトのトイレマーク
女性がハト、
と思われます。
タカとハトといったら、政治や経済用語で使われる「タカ派・ハト派」の言い回しの組み合わせですね。ペアとしては、わかりやすいくらい対比になっているモチーフなのではないでしょうか。
でも、具体的にタカ派、ハト派って何を指すのでしょうか?
タカ派・ハト派の意味は?
政治・経済語で使われる「タカ派・ハト派」という用語は、日本だけの用語ではありません。
英語ではタカ派を「war hawk」または「bellicist」、ハト派は「doves」または「pacifist」と言います。
ハトは、旧約聖書でノアが箱舟に乗って洪水から助かったあと、ハトを放ったところオリーブの枝をくわえて帰ってきたというエピソードから、昔から平和の象徴とされています。
そのため「ハト派」とは、「穏健派」とも呼ばれ、政治的手段として話し合いによる平和的解決を主張する人々のことです。
一方「タカ派」とは、「強硬派」ともいい、政治的手段としては武力的解決も辞さないという考えの人々です。タカは、猛禽類でその強さのイメージから言われるようになったようです。
ただしこれら表現に明確な基準はなく、政党内でも人によって違ったり、政策によって違ったりします。また、「右派・左派」や「右翼・左翼」などと混同されがちですが、違います。
また、この「タカ派・ハト派」は現在、経済用語として使われることが多くなってきているそう。経済用語としてのタカ派は、経済状況に強気なスタンスで金融引き締めに賛成派、ハト派は経済状況に慎重な見方で金融緩和に賛成派ということのようです。
トイレマークとしてのタカとハト
ということで、「強硬派」と「穏健派」というイメージで十分ほどの対比の鳥のトイレマークなわけですが、「男」と「女」をそれに当てはめるのはどうなのか?と考えてみました。
うーん、まあ、一般的には攻めてく男、平和を望む女ってな感じでいけると思います。
でも逆の、攻める女性、平和を求める男性、というのも大勢いることは事実です。そのため一概にタカが男、ハトが女とも言えません!
なんでこのマーク?
フランクさんによる写真ACからの写真
しかし、どうしてこんな立派な鳥のトイレマークにしたんでしょう…。というところで思い当たるのが、このマークのあった施設が「鶴屋百貨店」だということ。熊本県民の愛する百貨店です。
ツル…鳥つながり…かな?
このタカとハトも帽子をかぶって神々しささえ感じる立派なマークなので、百貨店の雰囲気にピッタリだったんでしょう。
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