海の生き物のトイレマークを紹介します。
どうして俺がって?それは多分イクメンだからだろう。
私達は二匹描かれてる理由は何でしょう
発見日:2009年3月11日
海の生物トイレマーク
今回のトイレマークは、海沿いの道の駅!
海の生物が型抜きされている、手の混んだトイレマークです。
スゴイですよね。タツノオトシゴなんか線が細いし、工芸品としてはすごく高価な気がします。
そして、マークも気になります。魚だけでは当たり前ですが男女判別できないので、同じくらいの大きさで一般的な男女のトイレマークが描かれてるのも面白いですよね。
それにしても、男性がタツノオトシゴで、女性が熱帯っぽい魚という、とりとめのない組み合わせです。 何でやねん!意味もなく雰囲気か?とも思いましたが、調べてみると色々面白いことが浮かんできたので、紹介したいと思います。
何故男はタツノオトシゴなのか?
あかつきなつめさんによる写真ACからの写真
タツノオトシゴが男マークな理由について、生態をしらべてみると、面白いことがわかりました。
タツノオトシゴはなんと、オスが育児をするようなんです。お腹に育児嚢という袋があり、メスはその中へ卵を生みつけます。そしてこの育児嚢の中で卵は孵化し、ある程度の大きさになるまでこのお腹の袋の中で育てるんだそう。
お腹が膨らんだその様子はまさに妊娠しているようだとか。
スゴイですね~。しかし、この生態を聞くと、トイレマークの男・女として見ると女寄りじゃ…?なんて思うこともできます。そこをあえて、男のマークに採用したところを見ると、「育児をするのは男の鑑」…!とでもいうような、メッセージがある気がします。
何故女マークは二匹なのか?
一方で女性マークの方は、2匹の魚です。
私も魚に詳しくはないのでハッキリとしたことは言えませんが、この形から見るに両方とも「キンチャクダイ」の仲間では?と推測しました。
このキンチャクダイが面白いところ。
キンチャクダイの仲間の一部には、メスからオスへ性転換する個体もいるそうです。こうしたキンチャクダイの一部は生まれたときはみんなメスとしての機能をもっているそうで、それがオス1匹にメス複数でハーレムを作っているそう。しかしその中のオスがいなくなると、メスの中から大きいものがオスへと転換するとか。
う~んスゴイ。人間からすると驚きの生態ですよね。最初はみんなメスってことで、女マークなのでしょうか。
しかしそうなると、こうしてトイレマークにされているのは「オスに性転換する可能性がある魚」とも言えます。いやいや、そうなると大混乱ですよね。違うと思いたい(笑)。
あと…不思議なのは、女性のマークだけ魚が2匹描かれていること。
しかも、形が違います。同じ形の魚であれば、ハーレム形成している同じメス同士と見ることができますが、違う形…もしかして、性転換したオスも紛れているのでしょうか?いや、それだと一大事です。トイレマークに男が紛れるなんてことはあってはなりません!
ということは、違う種のメスが二匹並んでいるのでしょうか?う~ん、謎が謎を呼びます。
ということで、今回はとても不思議なトイレマークでした。
トイレマークで性転換を扱ってしまったら、もう根本から覆されちゃいます…。
このトイレマークについては引き続き調査を続行していきたいです!
タツノオトシゴのトイレマークがほかにも?
タツノオトシゴは人が好むモチーフなんでしょうね…。
コメント