チョークで落書きしたようなトイレマークを紹介します。
キャスケット帽かっこいいでしょ
私はCA風の首元のリボン
発見日:2009年4月19日
チョーク調の人型マーク!
今回のトイレマークはチョークで子どもが落書きでもしたかのような雰囲気です。
いや描かれているのは意外と黒板調のプレートではなく、木目調のプレートなんですけどね。
でもそんなただの「子どもアート」にならないのが、結構手が込んで作られているミニチュア帽子とリボンの立体アクセサリーがあるおかげ。
ミニチュアアクセサリーもかわいい!
男女のマークそれぞれについている帽子とリボンのこれらアクセサリー、結構小さいので、もう簡単に作ってしまってもいいところかと思うのですが、そうはいかないのが職人?気質。ひと目で「キャスケット帽だ!」とわかる形に精巧に作られています。頭頂のボタンまでついているのです。
キャスケット帽はこんな形の帽子ですね。
ウィキペディアによると…
キャスケットはハンチング帽の一種で、19世紀から20世紀初頭にかけて欧米の若者の間で流行し、とりわけ1910年代から1920年代にかけては労働者や下級層の間で広く被られた。アメリカでは新聞売りがかぶっていたことから、ニュースボーイ・キャップ(newsboy cap)と呼ばれる
とあります。しかし、「20世紀中盤からは労働者の帽子のイメージは薄れ、単にファッションとして被られる」ともあります。
トイレマークの場合、男性のイメージとしてこの帽子をかぶっているということなので…。どちらにも当てはまる気はします。
20世紀初頭の労働者階級の少年と、リボンをつけたお嬢様かしら…?とか勝手に思ったり。
一方で女性は、リボン。しかも胸元ではなく、首の横についているようです。
首の横といったら…
acworksさんによる写真ACからの写真
CAさんか?
オシャレ企業の受付嬢か?といった感じですね。
なかなか妄想力が膨らみ、面白いです。
美術館のトイレマーク
今回のトイレマークは、熊本市現代美術館のものでした。
現代美術…のイメージなのかな?でも奇抜なものではなく、親しみやすい感じのトイレマークです。何かしら芸術家の作品なのかしら?
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