天使の姿のトイレマークを紹介します。
ラッパを吹いちゃうぞ！
やめて、花をあげるから。
発見日：2014年2月16日
横向いて見つめあった男女の天使！
今回のトイレマークは、羽の生えた少年少女が見つめあった構図です。
今まで、小便小僧のような少年少女はいくつかありましたが、羽根までついちゃったのは初めて。
天使の象徴ラッパも携えて、本格的に天使になってますね。
天使に性別はあるの？
今回のトイレマークは、小便小僧のようにハッキリと男女がわかる表現はありませんが、なんとなく男女が想像できる髪型をしています。
しかし、天使の男女のマークということで、最大の疑問があります。
それは「天使に性別はあるのか？」というものです。天使というと一般的には、霊的な存在で性別はないとされます。
絵画などでは、ほとんどが男性の姿で描かれてきたそうです。女性に見えるような天使も、胸は描かれていない、など性別からはかけ離れた存在とされています。
ただ、イエスの母マリアに「受胎告知」を行ったとされるガブリエルという天使は、女性の可能性もあると言われています。受胎告知という繊細な役目にあることで、女性の姿に描かれることが多いです。また、主人の左に座るのは女性とされるユダヤの伝承で神の左に座っていたといわれることも一因と言われます。
レオナルドダヴィンチ「受胎告知」
天使が持つ花の意味は？
この絵の天使が携えている花について考えてみましょう。
天使とかかわりが深いのは、まず「白いユリ」です。
白いユリ（マドンナリリー）は、上の受胎告知の絵画でも天使が携えているように、「純潔」の象徴とされ、昔からガブリエルとともに描かれることが多いそう。
また、「スノードロップ」についても、天使にまつわるエピソードがあります。それは、エデンの園を追放されたイブが地上で初めての冬を迎え、野原の草花が姿を見えないことに悲しむイブを慰めるために、天使が雪をスノードロップに変えたという伝説があります。
このように花と天使はいくつかエピソードがありますが…
このトイレマークの花の形状を見るとユリですが、大きさはスノードロップのようですね。どっちなんでしょう？もしくはどちらでもない？
天使が持つラッパの意味は？
このおかっぱの天使がもつのはラッパです。
ラッパを持つ天使はよく見るモチーフですが、どんな意味があるんでしょう？？？と思って調べると、あまり嬉しい光景じゃなさそうです。
それは「ヨハネの黙示録」によると、天使はラッパを７つ吹くとされ、それが吹かれるたびに大災害が起こるとされているようです。最終的にキリストを信じる者以外の人々が死ぬと…。
うーん…でもこれは子どもの天使だし、ただの音楽団のラッパだと思いたいですね。
スリッパのトイレマーク！
今回のトイレマークは、実はスリッパに描かれていたんです！
今までにもスリッパものはたくさんありましたが…
今回のように可愛らしいイラスト系は初めてです。
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