金ピカ折り紙による手工芸トイレマークが素朴だけどゴージャス!‐No.873

トイレマーク ――歴史ものアート

折り紙によって作られているトイレマークを紹介します。

じゃーん!この市松模様カッコいいだろ!。

ってか、アナタのその前髪…。

発見場所:熊本県人吉市 「青井阿蘇神社」文化苑
発見日:2017年4月30日
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折り紙によって組み合わされているトイレマーク!

トイレマーク

今回のトイレマークは…なんだか細かい!模様入りの衣装を身に着けています。

よく見ると、男性は上半身の着物の部分と下半身の袴の部分で色が違います。上は緑と金、下は紫と金です。まあ、いずれにせよ冠と笏、背景、上下服装にも金の折り紙が使われていて、ゴージャスではあります。そして髪型は…なぜか前髪ワンレンのロングです。立っているスタイルのようです。

 

一方で女性は、座っていますね。お雛様のように、すその長い服を着ています。扇を手に持っているところから推測するに袖部分はピンクと金、すそ部分は赤と金の着物のようです。髪型はおかっぱ。こちらも冠と扇、背景、着物全身に金が使われていて、やっぱりゴージャスです。

着物の形が複雑なようなので、これは小さい「座布団」型に折った折り紙を一つずつ丁寧にくっつけた感じかもしれません。

そう考えると…スゴイ根気です。

青井阿蘇神社のトイレマーク

ちなみに、このトイレマークは、国宝になった青井阿蘇神社の宮司旧宅のトイレマークでした。

青井阿蘇神社はかやぶき屋根で全体として素朴な雰囲気なんです。

トイレマークも、ひとつひとつ丁寧に作り上げた素朴な民芸調のものなのに、全体を金で固めるとは…なんだかその趣味がスゴイですよね。

 

はあ、紙製なので長持ちしてほしいと思うのですが…先だっての球磨川氾濫で、この神社も被害を受けたようで、このマークについても詳細が気になるところです。

 

 

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