SFチックなトイレマークを紹介します。
潜水服着ているのかな
フフ…地底人かもよ…。
発見日:2017年8月21日
SFチックなトイレマーク!
今回のトイレマークは、ディズニーシーの「ミステリアスアイランド」エリアにあったもの!ここは、ディズニーシーのなかでも「海底二万マイル」の世界を表現したところです。
いや~私も正直、そこまでテーマパークってものに期待はしていなかったんですが(スミマセン)、このエリアには感服しちゃいました!作り込みが丁寧で、ハリボテ感がない!
何より、スチームパンク調の小道具満載で、大人でもその世界に胸が熱くなりました!
海底二万マイルとは?
映画「海底2万マイル」(楽天)
では、この「ミステリアスアイランド」で表現されている「海底二2万マイル」の世界とはどういったものでしょうか?
「海底2万マイル」とは、フランスのジュール・ヴェルヌが1870年に発表した小説。SF小説の金字塔ともいえる作品で、現代でも多くの作品にインスパイアを与えて続けています。
1954年にはウォルト・ディズニー制作で実写映画化されました。この作品では、特にヴィクトリア朝の美しい調度品と機械的な装飾が美しく、アカデミー美術賞およびアカデミー視覚効果賞を受賞するなど、その作品世界が高く評価されています。
その作品世界を表現したのが、この「海底二万マイル」というアトラクションです。ネモ船長の部屋など細部に至るまでスチームパンク調の小物で装飾されています!
海底2万マイル? or 2万リーグ? or 6万マイル?
この「海底2万マイル」というディズニーシーのアトラクションですが、入口には英語で「20000 Leagues Under the Sea」と書いてあります。
20000 Leagues…?2万リーグ…?マイルじゃなくて…?
これはどういうことかというと、小説の原題は「Vingt mille lieues sous les mers」、英訳では「Twenty Thousand Leagues Under the Sea」となり、「海底二万リーグ」が正しいようなんです。しかし、この小説を日本で翻訳出版するにあたって、「リーグ」という単位は当時日本で馴染みがなかったことから、当初は『海底六万哩(マイル)』と単位を換算して訳したようなんです。しかしこれが原題の2万と混同されて結果、「海底2万マイル」が広まってしまった、というところなのだそう。
複雑な背景ですね~。そのため、同じ作品なのですが日本語訳では『海底二万里』、『海底二万哩』、『海底二万リュー』、『海底二万リーグ』、『海底二万マイル』といった様々な表現が散見される現状だそう。
- 1マイル(mile)は約1609.344m、ちなみに「哩」はマイルと読みます。
- 1リーグ(英:league)は約4.828032㎞、3mileのことでもあります。
- 1リュー(仏: lieue)は約4㎞、英語のリーグですが、長さが英国と異なります。3mileのことでもあります。
- 1里は日本の単位で約3.9㎞、1lieueとほぼ同じなのでこちらを邦訳に使うこともあります。
地底人?潜水服?のようなトイレマーク
話を戻し、今回のディズニーシーにあったトイレマークは、一般的なトイレマークのような形ではありますが、頭部の中が空洞のような表現になっています。
それは潜水服でしょうか?
それとも、ディズニーシーのアトラクションのキーワードでもある「地底人」でしょうか?
色々と想像を巡らせることができる、素敵なマークです!金属チックなプレートや、ビスなどの素材感もとってもイイ!
さすが雰囲気をこわさないように凝っているなあ~!と感心しちゃったトイレマークなのでした。
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