ディズニーシーにあった海底2万マイルイメージのSF系トイレマーク!‐No.898

トイレマーク ――腕アリ足1本ピクトグラム

SFチックなトイレマークを紹介します。

潜水服着ているのかな

フフ…地底人かもよ…。

発見場所:千葉県浦安市 東京ディズニーシー ミステリアスアイランド
発見日:2017年8月21日
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SFチックなトイレマーク!

トイレマーク

 

今回のトイレマークは、ディズニーシーの「ミステリアスアイランド」エリアにあったもの!ここは、ディズニーシーのなかでも「海底二万マイル」の世界を表現したところです。

いや~私も正直、そこまでテーマパークってものに期待はしていなかったんですが(スミマセン)、このエリアには感服しちゃいました!作り込みが丁寧で、ハリボテ感がない!

何より、スチームパンク調の小道具満載で、大人でもその世界に胸が熱くなりました!

スチームパンクとは
蒸気機関が広く使われている設定で、イギリスのヴィクトリア朝やエドワード朝の雰囲気がベースとなっている世界観である。
イメージ(楽天)

海底二万マイルとは?

映画「海底2万マイル」(楽天)

では、この「ミステリアスアイランド」で表現されている「海底二2万マイル」の世界とはどういったものでしょうか?

「海底2万マイル」とは、フランスのジュール・ヴェルヌが1870年に発表した小説。SF小説の金字塔ともいえる作品で、現代でも多くの作品にインスパイアを与えて続けています。

1954年にはウォルト・ディズニー制作で実写映画化されました。この作品では、特にヴィクトリア朝の美しい調度品と機械的な装飾が美しく、アカデミー美術賞およびアカデミー視覚効果賞を受賞するなど、その作品世界が高く評価されています。

その作品世界を表現したのが、この「海底二万マイル」というアトラクションです。ネモ船長の部屋など細部に至るまでスチームパンク調の小物で装飾されています!

海底2万マイル? or 2万リーグ? or 6万マイル?

この「海底2万マイル」というディズニーシーのアトラクションですが、入口には英語で「20000 Leagues Under the Sea」と書いてあります。

20000 Leagues…?2万リーグ…?マイルじゃなくて…?

これはどういうことかというと、小説の原題は「Vingt mille lieues sous les mers」、英訳では「Twenty Thousand Leagues Under the Sea」となり、「海底二万リーグ」が正しいようなんです。しかし、この小説を日本で翻訳出版するにあたって、「リーグ」という単位は当時日本で馴染みがなかったことから、当初は『海底六万哩(マイル)』と単位を換算して訳したようなんです。しかしこれが原題の2万と混同されて結果、「海底2万マイル」が広まってしまった、というところなのだそう。

複雑な背景ですね~。そのため、同じ作品なのですが日本語訳では『海底二万里』、『海底二万哩』、『海底二万リュー』、『海底二万リーグ』、『海底二万マイル』といった様々な表現が散見される現状だそう。

  • 1マイル(mile)は約1609.344m、ちなみに「」はマイルと読みます。
  • 1リーグ(英:league)は約4.828032㎞、3mileのことでもあります。
  • 1リュー(仏: lieue)は約4㎞、英語のリーグですが、長さが英国と異なります。3mileのことでもあります。
  • 1里は日本の単位で約3.9㎞、1lieueとほぼ同じなのでこちらを邦訳に使うこともあります。

地底人?潜水服?のようなトイレマーク

トイレマーク

話を戻し、今回のディズニーシーにあったトイレマークは、一般的なトイレマークのような形ではありますが、頭部の中が空洞のような表現になっています。

それは潜水服でしょうか?

イメージ(楽天)

それとも、ディズニーシーのアトラクションのキーワードでもある「地底人」でしょうか?

色々と想像を巡らせることができる、素敵なマークです!金属チックなプレートや、ビスなどの素材感もとってもイイ!

さすが雰囲気をこわさないように凝っているなあ~!と感心しちゃったトイレマークなのでした。

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