予備校のトイレマークを紹介します。
僕は二枚のイチョウの葉。
私はたぶんお茶の花。
発見日:2020年11月22日
提供:M様
予備校のトイレマーク!
今回のトイレマークは、資格試験に予備校を訪れたというM様にいただいたもの。
男性マークは少しわかりにくいけど、二枚のイチョウの葉を青で表現してあるようです。
イチョウのトイレマークは今までにもありましたが、
しかし今回なぜ男性のみ?そして二枚重なってる?という意味ありげな形です。
そして女性も何の花?とすぐにはわからない形です。
今までも花のトイレマークはありましたが、その花の名所だったり、市花だったりとこれまでのものは場所と何らかの関連がありました。
イチョウと、よくわからない花という関係性がわからない二つのマーク。これは何らかの意味が込められていると思い、調べてみると、予備校ならはのシンボルが見えてきたんです!
男性は「東京大学」の校章イメージ
今回、トイレマークで唐突にイチョウの葉が出てきたので、何か意味があるのかと思い調べてみると、日本で最高峰の大学である東京大学のエンブレムがちょうど、この二枚のイチョウの葉が重なったのと同じような形をしていました!本物の東大エンブレムの画像は色々登録してあるようなので使用は控えますので、東大サイトなどでご確認ください。
この2枚のイチョウが重なったような形は、1948年に作られた「銀杏バッジ」でデザインされたものなのだそうです。その後、2004年の国立大学法人化後に、現在の上の葉がイチョウの黄色、下の葉を東大のスクールカラーとされる「淡青」で表現し、形などをきちんと統一したそうです。
今回はそういった東大校章をトイレマークとして全ブルーで表現した模様。モチロン、このトイレマークは東大ロゴと全く同じというわけではなく、似せた形となっています。
女子は「お茶の水女子大」の校章イメージ
南門
男子が東大エンブレムということになると…と思い、有名女子大のエンブレムを見ていくと、似たエンブレムがありました。それが、「お茶の水女子大学」のもの。
このエンブレムに使用される花は、校名にもあるように「お茶の花」なのだそうです。この学校は現在文京区大塚にありますが、もともとは1875年に御茶ノ水で設立された東京女子師範学校が前身で、その後移転し、そして戦後の1949年に「お茶の水女子大学」となったのだそう。
お茶の花
私は今回初めて知ったんですが、「お茶の水女子大学」は、国立大学だったんですね…!国立の女子大はこのお茶の水女子大学と奈良女子大学の2校のみ。名門女子大として多くの人材を輩出しています。
校章とこのトイレマークは全く同じではありませんが、ほかの名門女子大のエンブレムと比較しても、このマークはお茶の水女子をイメージしたんだろうなあ…という具合です。
予備校トイレマークまとめ!
今回は国内で最高峰の男女大学を意識したトイレマークでした…。はあ、意識がスゴイ。えげつねえ。
私自身、偏差値高い系とは縁遠い暮らしを送ってきましたが、今回こうしてトイレマークとしてエンブレムに出会って、予備校の並々ならぬ大学合格への執念を感じました。しかしここまで意識しているのであれば、何らかの良い結果がもたらされるはずですね。受験生&予備校生の皆さまに春が来ることを願っています。
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