俺は羽子板のような胴体。
私は傘のようでしょ。
発見場所:福岡市博多区 オフィスビル
発見日:2007年12月4日
発見日:2007年12月4日
男女の頭の大きさが違って頭身に差がある?
こちらのトイレマーク、とてもシンプルなもので、男女ともに腕はなく、足も一本です。特徴的なのは女性のスカート。落下傘のような丸いシルエットで、お人形さんみたいです。
二つの写真を並べて初めて気づきますが、男性の方が頭が大きい。女性は小さめ。そう考えると、男女のデフォルメの縮尺が違うのでしょうか。
女性の方のスカートスタイルにこだわりすぎて、足も短くしたくないし、胴体もそんなに小さくしたくないし…、みたいな?男性はもう少し足長くしたり調整すれば、この女性と釣り合いも取れたと思いますが、ずんぐりしても良いという感じになったようですね。
実はこのトイレマーク、東京五輪のトイレマークに近いものがあります。
東京五輪のトイレマークについては以下ページを参照ください。
東京オリンピック’64がトイレマーク誕生のきっかけ?誰が作ったの?‐No.355
トイレマークの元祖というべき1964年東京オリンピックのトイレマークを紹介します。
今回のトイレマークも、形が似ていることとそこはかとなく感じる野暮ったさから、東京五輪前後に作られたトイレマークなのかもしれませんね。
丸いプレートも可愛い!
このトイレマーク、丸いプレートというのも、もう昭和っぽいコテコテ感を感じます。
スタイリッシュとはかけ離れたこの感じ。なんとも言葉では言い表せませんが…。プレートの余白ギリギリマークがいるところとかでしょうか。
現代のトイレマークはもう少し、プレートの余白に余裕がある気もします。でも、「紳士・淑女」「男・女」などの表示もなく、あまり一般的ではないトイレマークがただ据え付けられているこの感じ、無遠慮だけど一周まわって新鮮です。
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