女性のスカートがちょっと跳ねたトイレマークを紹介します。
お前ワカメちゃんか
ちょっとね。スカートがね。
発見日:2007年11月21日
大阪万博の様式のトイレマーク!
今回のトイレマークの形は、日本でトイレマークが広く使われるようになった歴史的なものの一つです。これは、大阪万博の際に考案されたものに似た形をしています。
トイレマークが誕生したのは、諸説ありますが、1964年の東京五輪の際だったと言われます。このときはトイレマークのほかシャワーや交番など多くのピクトグラムが考案されました。
詳細は以下ページをご覧ください。
その後、1970年の大阪国際博覧会(大阪万博)の際にもピクトグラムが使われることとなり、デザイナーの福田繁雄氏が手掛けました。彼は、東京オリンピックの際のピクトグラム検討委員会のメンバーでもありました。その中に、今回の形のトイレマークも含まれていました。
このマークは万博後も東京都心を走る営団地下鉄(現東京メトロ)などに使用され、日本国内で実際にピクトグラムがいよいよ一般的に広まったきっかけになったそうです。
今回このトイレマークを見つけたのはオフィスビルですが、複数の場所でこのトイレマークを見つけています。トイレマークの歴史を知ると、知っているトイレマークを見つけるたびに感慨深いですね。
スカートがちょっと陽気?
今回のトイレマークは、女性のスカートの裾が上むいてちょっと陽気です。
この形だと、スカートの中に「ワカメちゃん」のようなデカパンが見えてそうですね。
スカートでも、ただの三角ではなく、裾に曲線が入ると、ちょとめくれてそうな感じがします。
いずれにせよ、ただのスカートではないことに、弾んだような意思が見て取れます。
可愛い。この短さ、少女のようですね。
一方で男性は、見慣れたこんな形。男性は飾り付けのしようがないので、難しいですね。
このマークには似たものがある?
このマーク、似たものがあります。
このマークよりも女性のスカートが更にめくれ上がっています。
この2つ、似ている気はしますが…、よくよくみると、男性のマークもちょっとだけ違います。でもこちらが由緒正しい大阪万博ものということがわかっているので、前回のものが亜流のものなのかな…?と踏んでいます。そうでなかったら、本当にごめんなさい。
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