「化粧室」の呼び方について解説します。
お、俺も…化粧するのかな
最近は珍しくもないんじゃない
発見日:2007年12月22日
「紳士用化粧室」?男性も化粧室なの?
私たちが一般的に「トイレ」と呼ぶものには、様々な呼び名があります。
「トイレ」「化粧室」「お手洗い」「便所」「厠」………。
どれも用を足す場所ではありますが、日本語だけでもたくさんのバリエーションがありますね。それは、英語でも同じこと。
英語の呼び名については以下ページで詳しく解説しています。
この化粧室というのは、私たちが使う「トイレ(toilet)」という単語の語源に秘密があるのです。
「toilet」の語源は?
英語の「toilet」は、フランス語の「toilette」からきています。
フランス語で「toile」は「布」を表し、それに「小さい」の意味の「-ette」が続き、「小さい布」という意味です。
昔は、化粧台の上に小さな布を敷き、その上に化粧道具を並べていました。そこから、「化粧台」という意味で「toilette」が使われました。
その後、この単語はイギリスで「toilet」となり、同じ化粧台という意味で使われていましたが、徐々に「化粧室」を指すようになりました。
「トイレ」自体が化粧室由来だったんですね。
しかし現在は、英語の「toilet」には、「化粧室」の意味のほかに、特にアメリカでは直接的に「便器」の意味も入っており、「化粧室」は「powder room」の方が、という状態になっています。
日本語の化粧室は…
日本語の「化粧室」という表現は「toilet」からきているとされています。
最近の商業施設の女性トイレは、広々として三面鏡なども備えた充実のパウダールームも備えていて、本当に「化粧室」と言えそうなものもありますね。
男性は…。
男性も近年の韓国アイドルなどはアイラインなども引いたりしていますよね。
男性化粧品も売り上げが右肩上がりなのだとか。男性化粧に抵抗がない世代も広まってきています。
もしかしたら、男子用化粧室も、違和感ない時期ももうすぐなのかもしれません。
コメント