ノートルダム大聖堂の前にあったというトイレマークを紹介します。
私が太めって?気のせい!
ピンク背景に男単体はドキドキするよ
発見日:2019年2月
提供:KT様
有料トイレのトイレマーク
今回のトイレマークは、フランス旅行へ行った弟にもらったもので、ノートルダム大聖堂前の有料トイレにあったものだそう。
火災前のノートルダム大聖堂(写真AC)
ノートルダム大聖堂といえば、2019年4月に屋根の尖塔が火災で焼け落ちてしまうという悲劇に見舞われたましたが、このトイレマークはその前に撮ったものになります。この建物前のトイレなので関係ないとは思いますけど。ちなみに、このトイレマークのあったトイレ、使用に2ユーロもしたんだとか。
また、トイレの表記も各国語があって、世界的な観光地なのがわかります。ちなみに、
- TOILETTES…フランス語
- TOILETS……英語
- SERVICIOS…スペイン語
- TOILETTEN…ドイツ語
- トイレ………日本語!
- 洗手間………中国語
です。英語やドイツ語では「TOILET」「TOILETTE」など特に複数系ではなくともいいのですが、フランス語だとトイレは一つでも複数形を使う習慣なんだそう。それに準じたのか英語やドイツ語も複数形になっていますね。
また、日本語・中国語もこちらへ登場しています。
海外で日本語をみつけちゃうと何だか照れますね。トイレ。
それにしても、現代のトイレを意味するようになったフランス発の単語「TOILETTES」が、地球を巡り巡って「トイレ」という平仮名表記になって還ってきましたよ!もとは「小さい布」を意味するそうですもんね。なんだか感慨深い情景です……。
太ももが影になっているみたい。
今回のトイレマークは、腕も足も、胴体部分とは切り離されているタイプです。
今までにもこのタイプのトイレマークはありましたが…
今までのものよりも、足の付け根のところの陰影が強くついているように見えます。実は足部分は胴体にくっついていて、影になっているから見えない…というとらえ方でもありかも。腕は無理がありますけどね。
女子のスカートのすそが丸く広がっているせいか、腹でも出ているような太めスタイルに見えるのはご愛敬。
あまり男女で色分けをしていないように見えたフランス
これまで、弟に送ってもらったフランスのトイレマークをいくつか見てきましたが、日本のように男=青または黒、女=赤またはピンク、の色分けはしていないものばかりでした。当サイトはなかなか海外の例が少ないので一概には言えませんが、こうして海外のものを見ていると、日本はちょっと過剰ともいえるほど男女色分けをされている気もします。同色ってシックでカッコいいですよね。
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