新しくできた施設の単色トイレマークを紹介します。
女だってば。むしろ人だって。
人じゃなく工具みたいだよな
発見日:2021年12月31日
男女の判別を通り越して人型なのかすら考えるマーク
今回のトイレマークは、2021年7月に新しくオープンした温泉にあったものです。
昔ここに温泉館があったのですが、このたび建物も新しく別の温泉になってました。でも、「江田島荘」なんて野暮ったい(ゴメンナサイ)ネーミングだったし、昔の感じでタオル片手に訪れたら、見るからにシックでモダンな雰囲気。アラ…?と思いつついざ訪れると入浴料金がいい値段でビビりました。あとには引けなかったのでじっくり堪能してきましたが。
そんなオシャレ温泉のトイレマーク。最近のトレンドにならって、白黒でシンプルな形です。
近年のトイレマークとしては、あえて色分けしないものが増えています。
世の流れ的にジェンダーの配慮とかそんな感じだと思います。
「男=青、女=赤」とは安易に決めつけられないってのも、重々わかります。だって私、ずっとこの色の理由を探しているのに、いまだピンとくる理由に出会えてないですし。
だからといって、色を一旦取り去ってしまうと、なかなか困るってのが現状です。
だって、「男=青、女=赤」が世の中に浸透しすぎちゃってんですもん。日本国に暮らすほとんどの人がすでにトイレ自体を青(または黒)や赤(またはピンク)でイメージしちゃってるので、この慣例をくつがえすにはまだまだ時間や同意がいりますよね…。
ということで、今各地で混乱が巻き起こってます。
さらに、こんな感じにオシャレな形にしちゃうと、読み解くのに暇がいります。
今回も、男単体とか
女単体とかで存在していると、なかなか判別に辛いものがありますよね。
ペンチとか、そんな感じにも見えてくる。
…となると、トイレじゃなく工作室か?とか。
結局は文字表示とか他のマークもたくさん載っけて、複合的に判断させる感じ?しかしそれって本末転倒な気もします。文字に頼らないのがマークの醍醐味なんだってば。
う~ん…。
トイレマーク誕生から約半世紀…。現在はマークを見直す過渡期……なのかな。この結論は未来に出るのでしょうか。見届けたいです。
ベビーのパンツが浮き出てカワイイ
最後に、今回のトイレマークは、男女だけじゃなく車椅子やオストメイトもワンセットでデザインされてましたね。そのなかでも、特に個人的に可愛かったのが、このベビー。
男女は足元の線は閉じてなかったですけど、ベビーのパンツだけは線を閉じた模様。
それがまたパンツが浮き出ているようで可愛らしいですよね。
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