人型かどうか人によって判断がわかれそうなトイレマークを紹介します。
誰がどう言おうが俺は人だよ!
私たち、逆立ちしてもいいのかしら
発見日:2008年12月13日
超抽象的な人型
今回のトイレマ-クは、人か?と思うほど、あいまいな形です。
青と赤という色分けがなければ、「えっと………何?」ですよね。でも、遠目にあったトイレマークなので、みんなそんなに真剣に絵柄を見てない可能性はあります。
こんな感じでぼんやりとしか見てないかもしれません。
それが、色をつかったトイレマークの楽なところであり、怖いところでもあります。
では、男女それぞれつぶさに見てみましょう。
よく見ると、男性は片肘を張っているような姿をしています。
片肘というと、男性がこんな感じのものが以前にもありました。
これで2回目ですけど、男性って片肘曲げるもんなの?何の動作かイマイチピンときません。
こんな感じでポケットに手を突っ込んでいるのなら、何となくわかりますが…。
考えてみましょう。ウェイターのようにクロスを手に掛けたものとか?
もしくは骨折して腕を吊ってる?
medetaiさんによる写真ACからの写真
もしくは「俺に任せろ!」的な?
acworksさんによる写真ACからの写真
さあ、どれでしょう。
個人的には「俺に任せろ!」ですね。
一方で女性は、風にそよがれています。
しかし、上半身の脂肪が…スカートに載ってない?
いや、縦には細いので脂肪ではない…と思いたい。
上半身と下半身はひっくり返してもOK?
今回のトイレマークは、上半身と下半身が同じようなパーツでできています。男女どちらとも、頭部と足が同じような形をしています。男は三角、女は丸ですね。
ではひっくり返してみましょう。
………。う~ん?
人に見え…ます?
反対にしたらわからないかも?
どうですか?皆さん、人が見えますか?私は、女性はまだしも、男性は下半身が上半身より大きいのがネックとなって、ちょっと見えてきません。
同じようなパーツでも、やっぱり形によって人に見えなくなるってのは、なかなか興味深い実験でした。
こうして見開き(ではないけれど)の図から、何の絵に見えるか探るっての、あれのようです。「ロールシャッハテスト」。
ロールシャッハテストとは
ロールシャッハテストとは、心理テストのひとつ「性格検査」の代表的な方法。
上にインクを落とした紙を二つ折りにして広げた紙を用いて、インクのしみの模様から何を想像するかを述べてもらうという方法で、そこから被験者の無意識による思考過程を探るというものです。
スイスの精神科医ヘルマン・ロールシャッハによって1921年に考案されました。
その回答により精神的傾向が研究され、現在も臨床心理関連団体などで使用されています。
人ギリギリのトイレマークまとめ
どのような形にしたら、人に見えるのか?男女がピンとくるのか?というのは、私がトイレマークを追う理由です。その点で、今回はとても興味深いトイレマークでした。
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