3者いるトイレマークを紹介します。
実際の性は2つ…だろ?
子供よ
発見日:2009年5月14日
提供:T様
3人いるトイレマーク
今回のトイレマークは、男と女の間に、もう一人存在しています。
黄色で、小さめに描かれた人物。
黄色というのも、三原色と言われますが、青でもない赤でもない代表的な色といえば、黄色しかないぐらいの3つめとして最適な色。
よく見ると、男性の逆三角形、女性の三角形の胴体に対して、黄色い人物は胴体が楕円です。色だけではなく、胴体の形からも、男でも女でもない、という描きわけがされています。
これは第三の性……!?
というものでもなく。
これは、場所柄「子ども」です。
子どものトイレ
soeGさんによる写真ACからの写真
子どものトイレについては、まだまだ未就学児頃までは母親について男児が女子トイレで用を足すことができますね。広い施設の女子トイレには、割と高い確率で男児用の小さい小便器が据えられています。
また、赤ちゃんになるとオムツですが、オムツになると用を足すのに性別は関係なくなります。そのオムツを替えるのは男女どちらもできることではありますが、子育てが女の役割という考えだった従来は、オムツ替えシートは女性トイレばかりについたものでした。しかし最近では男性トイレのなかにもオムツ替えシートを設置している施設も増えてきています。
また、一部のショッピングモールなどでは、男性、女性のトイレのほかに、子ども用トイレエリアを作っている施設も増えています。この子ども用トイレエリアは親は性別に関係なく、入って世話ができるので、男でも女でもないトイレというのは間違いではありませんね。
しかしこの施設がどうだったのかは、私がまだ行ったことないのでわかりませんでした。近いうちに訪れてみたいと思います。
中性的なマーク
また、近年、トイレマークというと男・女のほかに「オールジェンダートイレ」なるものが議論の的となっています。
トイレマークも、形が中性的なものを真ん中に据えた3者のものだったり…
LGBTなど性的マイノリティを象徴すると言われる 6 色のレインボーのマークをあしらったトイレマークなどが、存在するようです。
しかし、当事者から反対があったりと、まだまだオールジェンダーのトイレについては、試行錯誤の段階です。でも、理解しようとしている姿勢は感じます。
今後、こうしたオールジェンダートイレについても、きちんと調べてみたいと思っております。
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