農夫の絵画のようなトイレマークを紹介します。
ちょっと!アンタも
コレ担いでよ!
ル~ルル~♪
発見日:2009年某日
提供:中村様
農夫のトイレマーク!
今回のトイレマークは、藁を担いだデッサン画です。
服装などを見ても、ミレーの有名な「落穂拾い」とかの時代ですかね?
同じミレーの「接木をする農夫」を見ると、トイレマークの男性のような恰好をしています。ということは、18世紀頃の農夫でしょうか。
元ネタがあるのかな?と思い、このころの絵画をちょっと探してみましたが、見つかりませんでした。でも、トイレマークがまたデッサン調なのが、素朴な感じがしていいですよね。
農夫のわけは…
このトイレマークが農夫なわけは、この施設が「キリンビール工場」の中にあるからでしょう。ということは、ビールの材料になる大麦かホップでしょうか?
ホップは…というと、ツル植物のようです。
Hans Grünbergさんによる写真ACからの写真
となると、女性がこうして束にして抱えるような植物ではないので、描かれているのはやっぱり大麦かな?と推測。
しかし、この男性トイレマークをよく見ると、なんだか持っている植物の丈が長い気がします。一本を折って持っている…?のか…?
大麦って、でも腰あたりの高さではないでしょうか?と思い、調べてみると…。
説その1)ライ麦?
麦類を調べてみると、ライ麦は1~2mになるそうです。
しかし、ライ麦のビールは世界に存在することは存在するそうですが、あまり一般的ではないそう。キリンビールでも商品にないみたいだし。
ライ麦は、日本ではちょっとブラウンがかったライ麦パンの原料として馴染みがありますね。
それにしても…、「ライ麦畑でつかまえて」ってサリンジャーの名作がありますが、ライ麦って1~2mほどあるんじゃ、畑じゃ姿が見えなくなりますね。それを知ると、また違った角度で話が見れそう。
説その2)大鎌?
ライ麦説が微妙なので、農機具路線で調べてみると、ヨーロッパでは干草を刈るときに大鎌を使っていたようです。死神が持っていそうな大きいやつですね。
そういわれれば、そう見えなくもありませんね。
刃先を上に持っているところ?よくは見えないので自信薄ですが…
結論!
トイレマークの彼らは、ビールの大麦収穫の際の二人でしょう。
おそらく男性は鎌で刈り、女性はワラを集める…そんな感じだと思います。
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