ゴルフの歴史的衣装のトイレマーク！こんな長スカートでプレーしてたの？‐No.389

今回紹介するのは、ゴルフ場にあったトイレマークです。

いただいた写真なので、ぼんやりとしてはいますが、19世紀頃の服装のようです。ゴルフってこんなに以前からあったんだろうか？とふと思ったので、ゴルフの歴史を調べてみました。

ゴルフは紳士のスポーツだからな！

このスカート邪魔だわ！

発見場所：静岡県御前崎市　「静岡カントリークラブ浜岡コース」
発見日：2009年某日
提供：ヒゲアキラ様

ゴルフの起源は？

ゴルフの起源は諸説あります。

いずれにせよ、15世紀のスコットランドでは禁止令が出るほど、人々は夢中になったようです。ここから徐々に広がりを見せ、近代のゴルフへとつながっていくわけですが、この頃のゴルフは、紳士のスポーツとして男性が楽しんでいました。

16世紀にはスコットランドの女王メアリーがゴルフに興じたという記録が残っているものの、ゴルフ場やゴルフクラブは女人禁制のものでした。

しかし19世紀末にもなると、徐々に女性にもゴルフは広がりを見せ、1893年には最初の全英女子選手権競技が開催されました。最初の優勝者は貴族のレディ・マーガレット・スコット。美女と評判で、瞬くうちに英国社交界の花になりました。

そして、この頃のゴルフウエアがちょうど、このトイレマークのような姿です。

面白いものを見つけました。こちらは、ゴルフの歴代のスターをあしらったチェスの駒。確かに、この時期女性はこんなスカートを履いてラウンドしていたようです。

動きにくそうですね…。

その後、２度の大戦を経て、女性の衣装は機能性を重視するようになり、スカートの丈も徐々に短く、今の服装へとなっていきました。

今はゴルフウエアも可愛いものがたくさんありますね！

女子ゴルフ界は盛況を見せますが、世界にはいまだに女人禁制のゴルフ場やゴルフ会員権が多くあります。これからどうなっていくのか、見ていきたいと思います！