家紋が色分けされてトイレマーク的な扱いをされているものを紹介します。
殿だけど…我が家紋が…
面白いわよね♪
発見日:2012年4月7日
提供:M様
家紋のトイレマーク?
今回のトイレマークは、青と赤に色分けされている何やら三角の幾何学模様。
何の形?パンツ履いた股の形???(すみません…)
…なんて想像を巡らせましたが、どうやらこの「小田原城」を調べてみると、ここを拠点とした「小田原北条氏」の家紋「北条鱗」であることがわかりました。
この三つ鱗は、二等辺三角形で描かれています。これは、室町幕府の御家人・北条早雲からなる「後北条氏」の家紋で、正三角形で描いた鎌倉時代の執権北条氏の「三つ鱗」とは区別してあるそうです。後北条家は執権北条家とは遠縁になるものの、本流ではないそう。豊臣秀吉に攻め込まれるまで小田原城を拠点に5代続き、繁栄したそうです。
ちなみにこの「三つ鱗」のいわれは、執権北条時政が江の島弁財天の祠で子孫の繁栄を祈っていると、高貴な女性が現われて繁栄を約束。そしてたちまち大蛇となり海中に姿を消したあと、三枚の鱗が残った、という逸話から。
三枚の鱗は壮大なエピソードでした…。
パンツと言ってしまった自分に嫌悪…。
でも、ほかのいかにも家紋!というようなものより、抽象的な感じがトイレマークによかったのかもしれないですね。
殿と姫!
このトイレマークはその呼称も注目です。
男性が「殿」
女性が「姫」です。
殿とつくものは、「殿方」という使われ方のものが今までに2度ありました。その際、女性は「婦人」または「奥方」でした。
「姫」とつくものもあることにはありました。しかし、「姫」なのでネタ的な扱いのものになっています。
殿と姫…使い方によって様々ですね。
何の絵かわからないものも…
同じ場所にあったトイレマークを後日、M様が送ってくださいました!
でも…何コレ?
真ん中は人物かもしれませんが、その両脇が白い何かに挟まれた様子。まさか便器ではあるまい…。
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