松と藤が描かれたトイレマークを紹介します。
実は俺ら、大浴場のマークなんだ
まあ、用途に変わりはないでしょ
発見場所:京都市東山区 旅館
発見日:2013年5月6日
発見日:2013年5月6日
松と藤の意味するところとは?
今回紹介するのは、男性が松、女性が藤が描かれたマークです。
これは、「男は松、女は藤」ということわざによるものだと思われます。
松はどっしりと根が張って立つのに対し、藤はその松に絡まって生きるように、女が男を頼りにして生きることのたとえです。
1711年頃の浄瑠璃による「薩摩歌」などに記述が見られるそうです。
松は防砂林でも使われるように砂地でもしっかりと立ってますし…
藤は、つる性の木で藤棚がないことには立っているのも難しい感じなので、言わんとしていることは容易に想像はできますが…。
まあ…時代…ですよね。
他にもあった?松と藤のモチーフ!
この松と藤というモチーフを使ったトイレマークは、以前にもありました。
以下ですね ↓
金ピカ絵巻風タイルのトイレマーク!背後の屏風絵にも注目!-No.318
物語の一場面のようなトイレマークを紹介します
でもこの前回のトイレマークに関しては、男性もナヨナヨしている貴族のようないでたちなので、「お前、松のようにどっしりしてないじゃん!」って突っ込みたくなりますけどね。この「男は松、女は藤」のことわざは具体的にいつの時代からかはちょっとわかりませんでしたが…。男がたくましい武家の世以降ではないかと思うのですがどうでしょうかね。
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