豊前おこしかけの由来について!キャラクターはなぜ天狗なの?‐No.558

トイレマーク ――キャラクターもの

トイレマークを集める私に今回弟がくれたトイレマークは、福岡県豊前市の道の駅「豊前おこしかけ」のものでした。

おこしかけ…???平仮名だけどどういう意味?という疑問に加え、さらにキャラクターは天狗のような姿。謎ばかりだったので、今回調べてみました。

僕は豊前市のキャラクターくぼてんだよ

私はきょうこ!意外に普通ネームでしょ

発見場所:福岡県豊前市 「道の駅豊前おこしかけ」
発見日:2013年4月29日
提供:KT様
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道の駅「豊前おこしかけ」のおこしかけとは?

「道の駅豊前おこしかけ」は、福岡県豊前市の国道10号線沿いにある道の駅。2000年にオープンしました。この「おこしかけ」というのは、神功皇后がこの地で石に腰を掛けて休んだと言われる伝説からと言われています。現在はこの石は残っていないものの、この辺りを「おこしかけ」と呼ぶことからこの名が付けられたそう。

神功皇后とは、第14代天皇である仲哀天皇の皇后とされる人物。夫が熊襲征伐の途中で亡くなると、意思を継いで熊襲征伐を達成。その後妊娠中の身ながら朝鮮出兵し、新羅・百済・高麗を服属させ凱旋、出産後は100歳で死ぬまで息子の摂政についたという伝説の人物です。

すごくパワフルな人物なのであやかりたくもなりますね!

神功皇后についてはこちらのページもぜひ!↓

男装の女性!宮地嶽神社近くの浜の女子トイレマークが角髪の理由は?‐No.221
神功皇后をほうふつとさせるトイレマークを紹介します。

豊前市のキャラクターはなぜ天狗?

豊前市と隣の築上町の間にそびえる求菩提山(くぼてさん)は、古くから修験道の霊山として修行が行われ、英彦山などとともに山伏信仰が行われていました。

この求菩提山には古くからカラス天狗の伝説もあり、「次郎坊」という山伏姿をしたカラス天狗がいるとされます。この次郎坊の息子を「くぼてん」とし、豊前市のキャラクターにしたようです。くぼてんの名は、「求菩提山」からとっているようですね。

ちなみに、ガールフレンドの「きょうこ」ちゃんは隣の「経読岳(きょうよみだけ)」に住むことからこの名が付けられたそう。くぼてんと同年代とあり、二人とも400歳とちょっとだそうです(笑)。

この豊前市キャラクターは、市内の様々な施設や書類で展開されているよう。しかしこの「豊前おこしかけ」のトイレマークではかなり剥げていて、くぼてん・きょうこちゃんのイラストがよく見えないのが残念です。

トイレマーク

でもきょうこちゃんは、でっかいリボンを頭に着けているので服装あたりの塗装が剥げたとしてもわかりやすいですね!

子ども用トイレもある?

このトイレには、子ども用トイレもあったそうです。

その子ども用トイレの絵は、くぼてん・きょうこちゃんよりも幼いカラス天狗が描かれています。これはおそらく、プロフィールで触れられているくぼてんの妹ときょうこちゃんの弟だと思われます。可愛いですね。

パパママのイラストは見られなかったですが…、リアルそうなので見なくてもいいかな。

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