全身シルエットもののトイレマークを紹介します。
タバコも肩身が狭いよな
アンタまだ吸ってるの?
発見日:2017年4月16日
提供:KT様
全身像のトイレマーク
今回のトイレマークは、上半身部分だけのものをよく見ます。
そうしたら今度は全身ものを発見しました!
タバコの男性に、女性が歩み寄っている様子ですね。上半身だけ見ていたら、女性は19世紀頃の淑女なのかな?と思ったのですが、全身像を見ると意外とスカートが短い。現代かもしれません。
といっても、この上半身もののデザイナーと、今回の全身モノのデザイナーは違う人かもしれませんし、どっちかがアレンジバージョンなのかもしれませんけどね。
女性のタスキと男性のタバコがあったりなかったり
今回の全身ものになると、今まで上半身ものには必ずあった、女性の”タスキがけ”はなくなっていますね。デザインのなんらかのこだわりだったのかと思ったんですけど…、タスキは何だったのか…?
一方で男性は、今回は一番と言っていいほどタバコをもくもくと燻らせています。過去にもうひとつあったタバコものと並べて見ると一目瞭然!
タバコに関しては、上半身ものだけみても、あったりなかったりしています。タバコは現在賛否両論ですもんね。
どの国のトイレマーク?
今回のトイレマーク自体は、「TOILETTE」という表記でした。
英語だと写真下にあるように「TOILET」ですよね。「TOILETTE」というのは、フランス、イタリア、ドイツあたりでいうそうです。今回はそのあたりのトイレマークなのかもしれません。
また、上半身もののトイレマークも、ベトナムでみつけたものでだったのでもしかしたら、世界的に流通しているトイレマークの可能性もある!?…と思ってこのTOILETTEの下をよく見ると、何やら番号があります。
「”Pati×××”081-5524874」と書いてあるようですね。文字はPati×××くらいしか読めませんが、数字はハッキリと読めます。
この番号をネット検索すると…
イタリアはナポリにあるとある雑貨店の電話番号のようです。
もしかしたら、このトイレマークは、イタリアのこのお店が作ったものの可能性がありますね!ちょうどTOILETTEと表記するのにイタリアも当てはまりますし!
ワオ!トイレマークの出自がわかった(かもしれない)というのは、すごく魅力的!
トイレマークって、どの所有とか製作とかを刻んであるのは、あまりないんです。というか、こうしてわかるものは初めて会いました。トイレマークはじまりのひとつである1964年の東京五輪の際のトイレマークに関しては、トイレマークが世界に遍く広がるためにデザイナーは著作権放棄したというエピソードがあるくらい。そのため、今回の店をサインしているのはとても興味深いです!
まあ、確定したわけではないけれど…。ネットでつながっている現代、ひとつのトイレマークから、イタリアの店にたどり着いちゃいました。ロマンですね…。
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