先日もらったトイレマーク写真は、男性がヘルメットをかぶったいわゆる「ガテン系」の姿をしていました。
そういえば、トイレマークの男性って、スーツを着たジェントルマンな雰囲気で表現されたものが多いですが、よく考えてみると、ガテン系こそが男性の多い世界、男性ならではっていう面もあります。今回はこのトイレマークを考察します!
ホムセンを利用するお仕事といえば!だな。
私はどこでも通用するスタイルだけど。
発見日:2018月1月某日
提供:KT様
ヘルメットをかぶったガテン系男性!
今回のトイレマークは、現場のガテン系!ホームセンターにあったトイレマークだそうです。
緑十字のついたヘルメットをかぶり、腕は腰に当てて、プライドを持って仕事をしている様子がうかがえます!
ちなみにガテン系とは、元々はリクルート社の求人雑誌の名前(1991創刊~2009年休刊)で、この本が土木・建築・ドライバー・調理師・メカニックなどの現場系職業を扱っていたものだったため、これら職業を「ガテン系」と呼ぶようになったのだとか。納得するという意の「合点(がてん)がいく」、承知するという意の「がってん」からきているそう。
今は、土木建築などの建設業や整備士など、主に肉体を使って作業をするような職種を指すことが多い気がしますね。
力仕事となると、やはり昔から男性の仕事ではありました。
そういう面からみると、この姿は男性マークとしてはたくさんありそうな気もしますが、今まで男性マークというと、紳士然としたスマートな服装をしたものが多く…。
今回のような現場で汗水流して働いているようなタイプのトイレマークは意外と今までなかったんです。
作業服姿だとブルーワーカーな感じがするからでしょうか?職業がからむとセンシティブな感じになりますね。
しかし、男性が多いからといって、ある仕事を「男性の仕事」と決めつけるわけにもいかないことは確かです。
日本が世界から指摘されている女性進出が少ない議員や会社役員しかり、また女性にはできないと思われがちな職人仕事や現場仕事しかり、女性ももっと進出するべき分野があることは間違いありません。建設業も、人手不足なので積極的に女性登用を国交省としても取り組んでいますし、男性の多い職を女性が、女性が多い職を男性が切り拓くことで、埋もれていた可能性がもっと出てくる気がします。
前例がこうだったからといって、性別による役割分担の傾向を守り続けていくのも、将来を考えると先細りですしね!
う~む、そういう意味で、こういった職業が全面に出てしまうようなトイレマークはあまりなかった、ということなのかな…?
でも………。
コレ、カッコいいんだよね…。
トイレマーク的にはこういった姿は「(慣例的な)男性らしくて」魅力的でもあり、すごくそこは表現に悩ましいところではあります。難しい…。
女性は若さは外せないのか?
女性は、細くて(多分若い)方が指をさしている様子。
男性は作業服でもあるので、体形は割と中肉中背、おじさんも可能な姿にはなっていました。しかし女性は生足も出ている分スレンダー体形であることがわかります。女性はやっぱり若くて細い方がいいのか!?なんて思っちゃうけど…。
そうはいってもスカートには細い足が映えるし、女性を強調するにはボンッキュッボンの体形が最適ではあるし、これも難しいところではありますよね。
それにしても、男女のシルエットを並べると、このスタイルの差は顕著すぎるだろ…(笑)。
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