最近増えている立体的なトイレマークについて紹介します。
俺たち、遠目から見るとただの棒だよな。
いえ、私は赤だからちょっとはわかるかも。
発見日:2022年5月13日
提供:MO様
よく見ればトイレマークだったトイレマーク
今回のトイレマークは、遠目に見るとただの棒…。
でもよく見ると、男性は肩幅が多少広がっているし、女性は足元が多少広がっています。かなり控えめに男女差を表現していますね。
頭部も四角で作られているので、人によっては「↓」「↑」とか、「i」とか記号の方に見えちゃうんじゃ…とも思いますけどね。色分けもされていないと、見過ごしちゃいそうです。
一緒に並んでいる哺乳瓶や車いすはわかりやすくまさに絵文字なので、そのレベルとの落差がシュールですよね。
首の接続に苦心する立体トイレマーク
個人的な印象ですが、最近、今回のものように立体に立ち上がったトイレマークをよく見ます。
背景に溶け込んでスタイリッシュではありますよね。私のように、ホコリ掃除とか大変そうなんて思うのは野暮ってもの。
一方で、こうしたトイレマークで見られるのが、「首」問題です。
たいていのトイレマークは首と胴体が離れているので、こうしたトイレマークは、首をどうやって一緒におくのか苦心しています。
過去には…
「背景は見るな」と言わんばかりにグレーの補助支柱があるものがあったり…
頭と胴体を別々に横から支えたものなんてのもありました。
今回のものはよく見ると頭と胴体の間に細く心棒のようなものがありますね。
ちょっと前に、私が令和3年に新築された熊本県の八代市役所で見つけたものも、一般的なJISトイレマークに、胴体と頭の間に細い「首」を加えて接続していました。こんなの↓。
こうした細くても首を作るのが一番手っ取り早くはありますが、よく考えればこんなマークができるのは、今回の頭上にあるもののように、「手の届かないところにある」ものだからこそかもしれません。簡単に触れるところにあるものだったら、どうしても首を曲げて折りたくなっちゃったり…しますよね。
トイレマークを見ていると…人の心理も考えちゃいます。
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