今回のトイレマークは、よく国内で見る着物トイレマークと似ていますが…、沖縄なので、沖縄バージョンになっているみたいです!
さ、よく観察してみましょう!
うちなーんちゅだよ。
やまとんちゅとは違うよね。
発見日:2024年6月27日
提供:MO氏
うちなーんちゅトイレマーク!
今回のトイレマークは、沖縄で見つけたもの。
男女ともに特徴的な帽子をかぶっており、やはり沖縄バージョンなんだな!と感じます。
沖縄の伝統的な服装「琉装」ですよね。
イメージ的にはこんな感じ?これは観光用のものを着た写真なんでしょうけども…。
イメージ:写真AC
りゅう‐そう〔リウ‐〕【琉装】
沖縄県に、琉球王朝時代から伝わる伝統衣裳。もとは身分や階級によって色柄模様が区別され、紅型(びんがた)などが用いられた。和装にも似るが、和服よりも袖口が広く、風通しがよい。(デジタル大辞泉より)
和装と似てるけども、袖口が広かったり、腰周りで生地を折り返す「おはしょり」が無かったり、帽子をかぶったりするようです。
和装トイレマークとの違いは?
これと似た感じのマークは、今までにも本州・四国・九州などで見かけます。しかも、結構見かけるタイプのもの。↓コレですね。
詳しく男性の方を見てみると…
本州四国九州などでみられる男性マークは、貴族の「冠」をかぶっていて、色は黒のものがほとんど。琉装ものは、正面から見ると四角形のちょこんとした帽子をかぶっています。色は青でも違和感はありません。
一方で女性は…、
本土のものは髪はそのまま直でおろしているようです。沖縄のものは横に広がったかぶりものをしています。
男女ともに、胴体に関してはほぼ同じです。
ただ、やはり頭部がそれぞれ異なります。
やまとんちゅ(本土の人)のトイレマークと比べて、うちなーんちゅ(沖縄の人)のものはかぶりものをしているようですね。
男性の帽子は?
男性の伝統衣装ですが、これは「ハチマチ」というようで、もとはターバンにように巻いてあるものだったそう。
コレを見て私が思ったのは…「なんかみたことあるぞ…」。
そう、以前このブログでも紹介した……
ベトナムの「カンドン」にソックリです。
イメージ:Wikipedia”Traditional_Vietnamese_wedding”より
アオザイの時に着る正装としての帽子なんですが、これも頭に巻くスタイルだったですもんね。ベトナムと沖縄…意外な共通項。沖縄はアジアと近かったんだなあ…なんていまさらながら感動しました。
このハチマチは色によって位階が分かれていたりしているそうで、そこは日本の貴族も同じだったですね。
女性のこのかぶりものは…?
一方で女性のこのかぶりものですが、一見、中国の清朝の女性みたく「二股のマゲ」みたいなのが沖縄にもあったのかな?とも思いましたが…
調べても、沖縄の女性のヘアスタイルはひとつのお団子頭などばかり。こんなの↓。
でも、お団子頭じゃなさそうだから…、
ではアレか…やはり、花笠をかぶった姿なのかな?
そういわれれば、そんな気もしてきました。
花笠姿かもしれません。なかなかデザインの妙ですね。
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