善男善女と書かれたトイレマークを紹介します。
よか男だろ~?
その良いじゃ無くて”善い”!
発見日:2008年1月12日
善男善女とは?
今回のトイレマーク、思いっきり「善男」「善女」と刻まれています。ぜんだんぜんじょ?ぜんなんぜんにょ?読み方もわかりません。あまり一般的ではない言葉なので調べてみました。
もともとは信心深い人、という使われ方だったようですね。
なるほど、ここは太宰府天満宮のトイレですものね。なるほどなるほど。
太宰府天満宮って、神社?寺院?
アシュガーさんによる写真ACからの写真
…ッて、あれ?
太宰府って、仏教の寺だったっけ?天満宮って…?と思い、念のため調べました。
結果、神社…です。
菅原道真公は、学問の神様として有名なので、受験の時期には多くの人でにぎわいます。でも今年は、令和に改元されたので、その令和の名のもととなった歌が詠まれた太宰府界隈は非常に盛り上がっています。
で、もとは「善男善女」は、仏教用語だったようですが、ただ大衆を指す言葉となっているみたいなので、このトイレマークは後者の意味合いかな?と思います。でも、神道でも信心深いという意味でも全然おかしくはありませんよね。
トイレマーク的には…
このトイレマークは、男女ともに横に腕を広げています。洋装だと珍しいかもしれませんが、和装となると袖の部分があるので逆に腕を下ろしている方が描くのが難しいです。衣紋かけなどでも袖を広げた状態で干すし、真横でも違和感はないですよね。
また、男性が烏帽子をかぶって、道真公を意識していると思われるのも興味深いです。
女性も小袖姿ですが、道真公の時代はまだ髪の毛はあまり揚げてはいなかったと思われるので、やはりこちらも時代を意識しているのではないかと思われます。
なかなか面白いトイレマークでした!
似たトイレマークがある?
今回のトイレマークによく似たものを見つけました。
特徴は同じなので、何らかの関連があるといっていいと思います。
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