ベトナムでよく見かけるらしいトイレマークを紹介します。
待ってくれ!
このタスキを次に渡さなきゃ…
発見日:2013年6月20日
提供:KT様
女性のタスキは何?なトイレマーク
今回のトイレマークは、女性が斜めにタスキ掛けをしているかのようないでたちです。これは何なのでしょうかね?
普通に考えて、ワンショルダー型のドレスかもしれませんが…
帽子までかぶっているところを見ると、なかなか攻めた格好をしています。帽子までかぶって肩出し…色っぽいですね。
でも、女性で斜め掛けのタスキといえば、ミスコンのようでもあります。なんとかクイーンにでも選ばれたのでしょうか?
色々と調べてみましたが、タスキにはどんな意味があるのかわかりませんでした。やっぱりシンプルにドレスでしょうかね。
軍服なら、ななめがけのタスキ「サッシュ」をかけたりしますが…
今回は女性ですしね。
なんだろう?
ベトナムにはこのトイレマークが多い?
今回のトイレマークは、私の弟が出張した際にいろいろと見て回ってくれたのですが、ベトナムにはこれに似たものがいくつかあったそうです。
↓ これはほぼ同じですが、女性が反転していますね↓
↓ これは、男性がほぼ同じ(ちょっと若返っている)ですが、女性は違うようです。
ベトナムで一般的なんですかね?
ベトナムの衣装…という視点で見ると、ベトナムの伝統衣装といえば「アオザイ」ですよね。
この「アオザイ」は、チャイナドレス起源とされ、現在の細身でスリットが入ったタイプのものはフランス領時代に改良された形なのだそう。
その一方で、ベトナムは実は多民族国家。8割以上を占めるのはベトナム語をしゃべるキン族ですが、このほかに約50の少数民族がおり、衣装や言語も違うそうです。ちなみに「モン族」の衣装なんかは、合わせえりなので、このトイレマークのようでもあります。
まあ、西洋風の帽子をかぶっている時点で、このトイレマークは民族系ではないとは思いますが…。
しかし、ナショナリズムに立って考えると、服装をどの民族にする?って作業が大変そうなので、比較的最近のフランス統治時代を共通として織り込んだのかな…?とも考えてしまいます。いろんな言語・文化を背景とする民族がこのトイレマークで納得するってことが重要です。
多民族・多言語国家という点は、トイレマークの表現において注目すべき点ですね!
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