思案処ってトイレのことを言うってホント?‐No.438

トイレマーク ――歴史ものアート

思案所と書かれたトイレマークについて紹介します!

存分に思案を巡らせて…

個室は誰にも邪魔されない。

発見場所:大分県日田市 豆田町公衆トイレ
発見日:2011年4月16日
提供:M様
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思案処と書かれたトイレ!

トイレマーク

今回のトイレは、「天領乃思案処」と筆で書かれています。

 

「天領」とは、江戸幕府の直轄地のことです。日田一帯は幕府直轄地だったため、日田を指してよく呼ぶ言葉です。

両脇のトイレマークは、お雛様といったところでしょうか。

日田は江戸時代に繁栄を極め、財を成した豪商も多く、日田市の旧家には豪華なひな人形が多く伝えられています。毎年「天領日田のひなまつり」として、時期になると祭りも開催しています。

 

その日田で「思案処」、としているのがトイレです。

辞書では、「よく考えねばならない場合。思案のしどころ。」(三省堂・大辞林)とあり、特定の場所を指すようなこととは書いてありません。

しかし、図書出版の「隠語大辞典」では、

便所のこと。思案に余つた時便所に入つて考へるとよいと見えてこの語あり。

と書いてあります。

 

そういえば、ロダンの「考える人」なんて銅像も、用を足す姿にも見えなくもない…。

chihaさんによる写真ACからの写真

思案することと、用を足すことは、古今東西、何やら深いかかわりがあるのかもしれませんね(笑)。

 

 

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