今回見つけたトイレマークは、シンプルな胴体に、帽子をかぶったものでした!
この形は意外となかったな~と思うので、興味深いです!
帽子かぶるだけでフォーマルな感じが!
私のウエストも細くて素敵でしょ。
発見日:2023年3月5日
帽子をかぶったトイレマーク!
今回のトイレマークは、天井から吊り下げられたトイレ表示にあったもの。
手足はなく、頭と胴体のみのシンプルなものですが、頭部は帽子になっているという小洒落たものになります。
「帽子」を描いているタイプのものって、服装やほかのアクセサリーなどの服飾もしっかりと描きこまれたトイレマークが結構あります。上半身のみも多いです。
かと思いきや一方で、「帽子のみ」で、男女を表現しているものも割とあるんです。
というわけで、今回みたいに胴体をつけてもつけなくても、帽子で男女の判別は一応可能みたいですが、今回はあえて胴体つきなようで。
アクセサリーで遠回しに描くのではなく、人として描いている。
しかし、こうした手足なしの胴体のシンプルなマークに帽子がつくのは今までほぼなかったんですよ。手足なしのトイレマークって、そりゃもうシンプルに頭はまん丸が多いので…。
でも、手足なしシンプルもののなかでも「髪型」をいじっているのはいくつかあったんですよね。
そう考えると、手足よりもアクセサリーを優先して描いているという点で、なんか感慨深い……。
帽子も四角と丸による記号的な表現?
ちなみに今回興味深いのが、前述のとおり、「手足よりもアクセサリーを優先して描いている」という点。
今回すごくシンプルな形のマークゆえ、「記号的」な表現寄りですが、この帽子の描かれ方が「記号的」になっているのでは?とみることができます。
実は過去に、すごくシンプルな帽子マークがあったんです。それがコレ↓。
ね~、スゴイですよね。すごく最低限の描き方なのに、男女がわかる。
これには色分けのおかげによるところも多分にあると思いますが、実際の帽子も男性ものはこんな角張っていて、女性ものは丸っこいイメージありますもん(現代において実際にシルクハットをかぶるシーンはそんなに見なくても)。
男性って「角ばった」、女性って「丸っぽい」イメージって、以前調べてよくは分かりませんでしたが、遺伝学・人類学などでは家系図などで男性を△または□、女性を〇と描いたりすることもあります。男性を寒色系、女性を暖色系のように分ける色分けのように、確証はないけど、地味に浸透しているイメージなのかもしれません。
今回のトイレマークも、この形の帽子を反映しています。
ゆえに今回のマークは、シンプルなのに割としっくりくるフォルムなのかな~…なんて思っちゃいます。
余談
そうそう、帽子で記号的といえば、過去私がかなり感動したトイレマークをもうひとつ紹介。それがコレ↓。
これは帽子の形自体に男女差はないですが、なんかもう、すごいですよね。
女性のみ見返り美人っての?斜め後ろからとらえたような描き方ですが、なんか、もうわかる。感動しちゃいました。コレわかるのって文化性もあるのかな~?
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