タバコ姿のトイレマークを紹介します。
あら、あの人今どこにいるのかしら?
は~喫煙者は肩身が狭い世の中だ
発見日:2008年5月31日
男性がタバコを持っているデザイン!
今回のトイレマークは、現代ではレアかもしれない形です。
それは、男性がタバコを持っていること!
煙がシュシュッとのぼって、昭和のダンディ感が漂う感じです。昔の刑事ドラマなんか、部屋がモクモクしてますもん。「太陽にほえろ!」のこのパッケージなんかも、裕次郎がくわえタバコです。
一方で女性トイレマークはタバコを吸っていません。
令和の今、日本では禁煙の流れが強くなっていますけど、以前の日本では、男性がタバコをもつ姿が当たり前のようだった時代があったんですね~!
平成はどんどん喫煙者が減っていった時代だったですけど、昔はどうだったのか?調べてみました。
男性喫煙率8割の時代もあった!?
男性 | 女性 | 世界や日本の主な動き | |
1965年(昭和40年) | 82.3% | 15.7% | |
1975年(昭和50年) | 76.2% | 15.1% | 1970年WHOにて初のたばこと健康に関する決議採択 |
1985年(昭和60年) | 64.6% | 13.7% | 1985年専売公社が民営化、JT発足、タバコ輸入広がる |
1995年(平成7年) | 58.8% | 15.2% | 1988年世界禁煙デー制定以降、禁煙が広まる |
2005年(平成12年) | 53.5% | 13.7% | 2003年健康増進法成立、2008年自販機にtaspo導入 |
2015年(平成22年) | 36.6% | 12.1% | 2010年たばこ税大幅増税 |
ちなみに2018年には男性は27.8%、女性は8.7%になり、男性はますます喫煙者は減少してきています。(そしてJTはこの2018年をもって、喫煙者率のデータをとることを終了するそうです)。
喫煙者の割合に男女の開きがなくなってきているようです。
こうしてトイレマークで男性の方のみにタバコが描かれるというのも、もう時代遅れになってきているのかもしれませんね。
喫煙トイレマークを歴史的なものと見る?
こうして、大多数の男性がタバコを吸っているものだった時代から、男女ともに一部の人々がタバコを吸う時代となった今、タバコ姿のトイレマークは古いものになってきたのでしょうか。
でもでもでも!トイレマークの面白いところが、時代もののトイレマークも多いという点。
平安貴族のものから
80年代風
19世紀西洋風
いつぞやの中華風
まで!
トイレマークは古今東西の男女の姿が楽しめるという面がありますね!
なので、トイレマークにおいては、古い、時代おくれになる、なんてことは、永遠にございません!
タバコ姿も、そういう時代の姿を現している、というふうに楽しめちゃいますね!
なんて素敵なものなんでしょう!これだからトイレマークウォッチはやめられないです!
参考URL
公益財団法人健康・体力づくり事業財団「成人喫煙率(JT全国喫煙者率調査)」http://www.health-net.or.jp/tobacco/product/pd090000.html
JTホームページ「喫煙者率」 https://www.jti.co.jp/corporate/enterprise/tobacco/data/smokers/index.html
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