トイレで連想するのは何の花?花のトイレマークについて-No.178

トイレマーク ――人以外マーク

ハイビスカスのトイレマークを紹介します。

花メインかよ!俺の影も小さくいるのに

 

ハイビスカスでいいじゃない

発見場所:沖縄県石垣島 ホテル
発見日:2008年7月
提供:Y様
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花がメインのトイレマーク!

今回のトイレマークは、ハイビスカスの花が全面に描かれています。

よく見ると、男女ともに形は同じで色で分けてあるようですね。

 

よく似た例で、過去にはパンジーだけのトイレマークというのも見たことがあります。

パンジーのトイレマークはアリなのか?そもそもどんな花?‐No.358
パンジーのトイレマークを紹介します。

 

こちらも男女同じ形ですね。

 

…でも何で???

これをトイレマークに使用するのは何故だ?と思い、調べてみましたが…

花にはトイレの意味は有りません。

 

ついでに花言葉なんかも調べてみましたが…(日比谷花壇のホームページによる)

ハイビスカス:繊細な美
パンジー:もの思い

と言った具合。

でも、トイレってなんとなく、花のイメージは少なからずあります。それはやっぱり芳香剤のイメージからでしょうか?

トイレ=花の香りのイメージ?

現代の皆さんは忘れがちですが、昔はまだまだ「ボットン便所」が多く、トイレ=臭いというイメージがありました。

その臭いを緩和するために、昔から芳香剤をよく置いていました。種類的にはバラやラベンダー、柑橘系といった香りが好まれています。

また、ある一定の年齢の人々には、トイレというとある花のイメージが浮かびます。
それは「キンモクセイ」。

特徴的で、印象強い香りですよね。

しかし実は、現在トイレの芳香剤で「キンモクセイの香り」というのは姿を消しつつあるのだとか。その理由は、「トイレの香りとして定着しすぎたから」。

実際のキンモクセイの香りを嗅ぐと、「=トイレ」に直結してしまうというので、各社控えた結果が今のようです。

つまり、トイレの花といえば、一時期はキンモクセイだった、ということですね。

かくいう私も幼少時にはキンモクセイが咲くと「トイレの匂いの花!」なんて思っていた一人です。

 

でも絵のキンモクセイを見たところで、正直何の花かわかりません…。

絵でわからなければ、トイレマークとしては不可能ですね。

やっぱり施設自体のイメージとしてのマーク?

トイレマーク

さて、最初の話に戻って、ハイビスカスのトイレマークに話を戻します。
これは場所柄、やはり施設としてのイメージという側面が強そうです。
だって、このハイビスカスは石垣島のホテルのトイレマークだったんです。
ハイビスカスといえば、やはり「南国」「楽園」ですよね。
これは実は会社の先輩が、休暇に訪れたときに撮影してきてくれたものなんです。しかもその休暇とは…ハネムーン!!
いや~ハネムーンのほんの一時でも、私の趣味に時間を割いてもらって何だか申し訳ないです。
でも今、非常に助かっています。
Y先輩その節はどうもありがとうございました!!

ワイプで見える人影は…

そしてこのトイレマークの面白いところは、花がメインでも小さく人の横顔が描かれているというところです。

それはつまりバラエティでよく見る「ワイプ」のようです。片隅の小窓で、スタジオ出演者の表情を撮っている枠のことですね。

で、手持ちの写真がこのサイズしかなく、あまり見えませんが…
女性は髪をアップにしている様子ですね。

今まで出てきたもののなかでは、以下のこの女性が近いのかな?と思います。

トイレマークで紳士淑女のシルエットものをマクドナルドで発見-No.048
紳士淑女のシルエット型のトイレマークを紹介します。

 

一方で男性は、中折れの帽子をかぶっていますね。

しかしこちらのマークに関しては、まだ似たものが見つかっていません!

今後同じマークが見つかって紹介できるといいなあ。

 

以上、トイレと花の関係についてでした!

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