トイレマークは江戸時代の姿!発見した場所は今はもうなきあの施設-No.077

トイレマーク ――歴史ものアート

江戸時代の装いをしたトイレマークを紹介します!

僕ら大人の博物館にいたんだ

私達だけでも色っぽいでしょう?

発見場所:大分県別府市 「別府秘宝館」(閉館)
発見日:2007年4月21日
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人の顔のトイレマーク!

今回のトイレマークは、色々と語りたいことがありますが、まずはマーク自体を。

人物の頭部です。

意外と珍しいんですよね、帽子などのない頭部だけのものは。

現代人の格好でトイレマークにすると、ロン毛やアクセサリーつけた男いるし、短髪やネクタイつけた女もいるので、現代姿だと難しいんだと思います。自由な時代なので。

 

頭部でできるのは、時代ものだからこそ!の楽しみがあります。

 

で、今回、男性はちょんまげ。

女性は島田髷かな?

 

島田髷は江戸時代くらいからなので、この二人は江戸時代かな?と推測できるわけです。

 

でもこれ、江戸時代の姿をしていますが、江戸時代の浮世絵というよりは、大正時代に活躍した高畠華宵とかそっちのロマンあふれる絵ですよね。


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高畠華宵の絵も十分ムーディーですが、江戸時代の格好というのは…ひとつに、江戸時代の「春画」のイメージがあったからかな~とも思います。

では、このマークがあった場所について非常に簡単ですがご紹介です。

このトイレマークがあった場所について

今回のこのトイレマークがあったのは「別府秘宝館」です。

エロスなものを展示するという大人の施設でした。昭和には温泉街を中心に各地にこういった施設が建てられていたようです。

私がこの施設にノリで訪れたのが2007年。

昭和感満載なんだろうな~!と思いきや、館内は結構キレイだったです。内部はエスカレーターもあって、整然としていました。蝋人形とかは美しかったし。まあ陳列物は…過激でしたが。

 

この昭和の遺物も、私が訪れたあと2011年に閉館になっています。トイレマーク撮っていてよかったな~。とか、こんな施設に友人とノリで訪れた学生時代の自分とか…、今ではいい思い出です。

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