今回は、一般的に男性の形とされるトイレマークが女性にも採用されているものを見つけたので紹介します。
うぉ!お前も同じスタイルだな!
そうよぉ。女性も肩ガッシリでもいいでしょ。
発見日:2021年3月7日
女性も逆三角形の胴体のトイレマーク!
今回のトイレマークは、お寺の敷地内マップに描かれていたものです。
何の変哲もないトイレマークと思いきや。あっ!女性が一般的な男性マークと同じ形だ!と気づいて、一人にんまりしてしまいました。
こういうシンプルなトイレマークの場合、たいていは男性の上半身は▼、女性は▲の形で表現されています。
でも今回は男性と全く同じく女性もたくましい逆三角形の胴体!
つまり男女を見分けるのに使用するのは、青と赤の色のみということになります。
これは、製作者も意図したのかうっかりなのかわかりません。ちなみに過去には、あえて同じ形にしたものもありました。
それが、トイレマークの歴史上で有名な大府市のもの。経緯については、以下ページに解説しております↓。
また、北九州の市立大学にあったのでおそらくポリティカルなメッセージを込めてありそう…と思うものもありました。
そして以下↓に関しては、”うっかり”の可能性も捨てきれません。
男女を形でなく色で表現するというのは、青赤(もしくは黒赤、ピンク他)の性別の根拠があいまいなので、たびたび議論に上がるものではありますが…。私たちは特に深く考えずに”しがち”です。慣例として染みついているんですね。
色分けについては私もずっと検討してますが、まだまだ模索中です。
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「かえる寺」とは
写真ACよりの写真
今回のトイレマークがあったのは、福岡県にある通称「かえる寺」。
境内には、かえるの置物がところ狭しと置かれています。正式には「如意輪寺(にょいりんじ)」と言って、1,200年の歴史を誇る真言宗のお寺です。ここがかえるの置物だらけになったのは、平成になって住職が中国からかえるの置物を持ち帰ったのをきっかけに、年々増えていったそうです。
ここのお守りは、かえるの絵が描かれていてすごく可愛いんですよ!
家に無事「帰る」や原点に「還る」、自分を「変える」など色々かかっていて、願掛けには最適ですよね。
如意輪寺にあったもう一つのトイレマークはこちら。かえるのトイレマークが消されているっぽいです↓
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