皆さんこんにちは。
ちまたにあふれるトイレマーク写真から、男女のイメージについて掘り下げている当ブログ「トイレマークつれづれ」へようこそ。
今回は、男性が片眼鏡姿のトイレマークについて注目してみます。
この「片眼鏡」って、とってもカッコいい唯一無二のアイテムですよね。でも……片方だけなんて実際どうやって使うんでしょう?
気になったので「片眼鏡」について調べてみたのでご紹介します!
片眼鏡でオシャレを演出。
肝心のアナタが透明じゃない。
発見日:2013年2月1日
提供:中村様
片眼鏡ってどうやって掛けていたの?
片眼鏡(英:モノクル)の一般的なものは、「眼窩(がんか)」にはめ込むタイプです。眼窩とは、目の周りのくぼみのこと。つまり、目のくぼみにはめて使うものでした。
え…無理じゃ…?
そう、顔が平らなモンゴロイドは使えないんです!
でも現代では、そんなモンゴロイドを救済する片眼鏡もあります。それがつると鼻パッド付きのタイプ。
これで顔の平たい人でも掛けられますね!
そもそも、眼鏡の鼻パッドを発明したのは日本人といわれています。17世紀に国内で眼鏡が作られるようになったものの、当時はヒモで耳に掛けるタイプ。
いわゆるキテレツ大百科のキテレツ君のような眼鏡ですね。
しかし日本人は眼窩がなく、これではレンズが目と接近しすぎてまつ毛にあたるため、いつしか鼻あてをつけるようになったとか。これが鼻が高くても使い勝手がいいということで海外にも広がり、現代は世界中の眼鏡に鼻あてがついているそうです。
そもそも片眼鏡って誰が使っていたの?
片眼鏡(英:モノクル)はレンズの発明以降それまでも流行と衰退を繰り返していたと言われますが、眼窩にはめ込む今のような形になったのは19世紀末だそう。落下しても大丈夫なように、チェーンやヒモを付けて首から下げていました。
しかしこの頃流行した片眼鏡は、視力矯正器具としてより、貴族階級のステータスアイテムとして好まれ、同時期のシルクハットやステッキと並ぶ服飾品として使われたそう。このように男性の服飾品扱いだったため、女性が掛けることは少なかったそうです。
モチロン視力矯正としても使われてはいましたが、片目だけの矯正のためバランスが悪く、逆に視力が悪くなったりしていたそうです。
ちなみに…眼鏡の発明は
ちなみに眼鏡が発明されたのは、13世紀頃のイタリアだと言われています。
これは、9世紀頃のイスラム世界でガラスレンズの製法が発明され、11世紀に「光学の書」としてまとめられました。それを12世紀にラテン語に翻訳したものをもとに、13世紀にイタリアで眼鏡となったということだそうです。
拡大レンズとしてはもっと歴史が古く、紀元前8世紀のヒエログリフに記述があったり、紀元前1世紀のネロ帝時代に水を湛えたガラス器を使った記述はあるそうです。
つまり、片眼鏡のトイレマークは…
つまり片眼鏡は紳士のステータス。ということですね。なんか男性のイメージって何世紀も変わらないような…???19世紀末の姿がいまだに通じるという。
一方、今回の女性トイレマークはおかっぱです。
片眼鏡の頃の女性ってまだ髪は長くロングドレスを着ていたと思いますが…、女性が短髪になったのは近代ですよね。でもこれはこれでレディーのイメージということなのでしょう。女性のイメージは様々ありますね。
…ということで、今回のトイレマークの考察はこれでおしまい。
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