NHKEテレで人気の番組「デザインあ」。
わが子に幼児がいるもんで、面白いな~と思いながら子と一緒に番組を見てました。その「デザインあ」の展示が東京や山梨で行われ、とっても楽しい!なんて評判に、「あ~行ってみたいな~」なんて指くわえて思ってたところ…熊本であるとな!
しかも、私の場合、トイレマークをテーマにした展示がある!と知った時から、もう心待ちにしておりました!
今回、熊本ではじまった「デザインあ」の展覧会にさっそく行ってきたので様子をレポートいたします!
デザインあ熊本展について!
「デザインあ展 in KUMAMOTO」※終了しました
日時:2019年6月30日(日)~ 9月8日(日) ※火曜日休館
10:00~20:00(展覧会入場は19:30まで)
会場:熊本市現代美術館
〒860-0845 熊本県熊本市中央区上通町2−3
TEL. 096-278-7500
料金:大人 1,300(1,100)円、65歳以上 1,000(800)円、高校生以上 800(600)円
※()内は前売りまたは17時以降入場の金額
熊本市の超!中心部にある美術館です。
アクセスは?
【電車の場合】
- JR鹿児島本線 熊本駅から市電またはバスで15分、通町筋下車
- JR豊肥本線 新水前寺駅から市電またはバスで10分、通町筋下車
【車の場合】
九州自動車道熊本ICから30分 ※駐車場は近隣の有料駐車場を利用
混雑状況は?
今のところ熊本では、人は多いものの、混雑はしてないようです。
子どもの対象年齢は?
幼児から大人まで、幅広く楽しめます。
うちの子でいうと、小学校中学年の子がどれも理解して、しかも初めて学ぶといった具合に楽しめていたと思います。
低学年の子は、家紋を描くというちょっと数学的な図形作成でも、コンパスに苦戦しながらも、軽く説明してやると理解していました。
2・4歳児は難しいかな?と思ったけど、内容を理解するまでいかないまでも、体験すること自体を楽しめていました。
大人の私たちもデッサンや大画面による映像空間などがあり、とても楽しかったです。実は旦那は「デザインあ」が何かを知らずに来たわけですが、どれもとても楽しめたようです。
一部空間は大音量ではあるので、赤ちゃんへの影響が気になる方もいるかもしれません。
トイレマーク展示について!
今回、私はこれを見るべく行ったんですよ!
ズラーッとならぶ、男女の像がいわゆるトイレマークになっていく過程。
トイレマーク検索をしていて、この展示を知って…。熊本であるとわかって、狂喜乱舞いたしました。当日も子どもそっちのけで、このトイレマーク画像をバシバシ!撮ってました(笑)。
抽象画の過程を体現している展示で、私のサイトのテーマそのもの!
とっても興味深かったです!ちょっと紹介します。※便宜上、番号を打ってますが、この番号は私が独自につけたものです。
デフォルメ度0
一番端にあった、あんまりデフォルメされてないトイレマーク。当サイトでいうと、「シルエットカテゴリー」は、こういった繊細に描き込まれた絵を影にして使っていると思います!シルエットなら、通常の人間に見せるには、細かく描き込まれていた方がいいですもんね!
デフォルメ度1
デフォルメ0に比べて、ちょっと形が丸くなりました。でもまだまだ人間の形をしています。当サイトのシルエット型マークもまだこんな感じでちょっと線は緩くても、シルエットマークはまだまだありますね。このほか、当サイトのアート系の方でも、一部、結構細密に描かれたものを見ることができます。
デフォルメ度2
ここまでくると、線が丸くなりました。どちらかというと、アニメのようなフィギュアのような雰囲気です。キャラクターのようなトイレマークも、様々に観ることができます。
デフォルメ度3
顔もうっすら赤や青になってきました。肩もこわばって、型にはめられてきた感じです。だんだんとピクトグラム系のトイレマークに寄ってきました!
デフォルメ度4
髪の毛はあるものの、だいぶピクトグラムの方へ寄ってきました。特に、女性の腰の部分が直線的。
デフォルメ度5
ついに髪もなくなりました。首はありますが…。ほぼピクトグラム。
デフォルメ度6
ここまでくると、顔の表情はありません。一般的によく見るマークです。これはAIGAのトイレマークです。AIGAマークとは以下を参照!誕生秘話も解説しています。
当サイトではこの類のトイレマークを「ピクトグラム系」といって、集めております。一番種類が多くて、各社シンプルながらも工夫がみられるカテゴリです。
デフォルメ度7
ついに、腕もなくなりました!足も一本足です!
当サイトでは手がなく足一本のながらもどこか動き出しそうなものをシンプルカテゴリとして扱っています。
デフォルメ度8
これで最後。極限まで抽象化したトイレマークはこれということになります。一番シンプルな〇と△のトイレマークです!ここまでくると、生命感はあまり感じられず、記号って感じになりますね。
当サイトのトイレマークカテゴリについて
こうしてみると、上の数字でいうと0~2くらいまでのきちっとした人間の形なもののトイレマークは、シルエットマークページに多く見られます。
また、アート系トイレマークの一部に、細密画のトイレマークもあります。
3~6までくると、当サイト的にはピクトグラムのトイレマークかな?と思います。
7~8は当サイト的にはシンプルトイレマークに分類しています。
そのほか、当サイトではシンプルとは別に抽象的な人型のトイレマークを抽象画系マークとして扱っています。ぜひご参照ください。
また、とても遠回しな男女の表現として、アクセサリーによるトイレマークというジャンルもあります。こちらも興味深いのでぜひ!
嗚呼、トイレマーク大好きの私にとっては、夢の展示でした…。
大好きなトイレマークとともに…
ほかの展示は?
うちの2・4歳児がすごく楽しんでいた影絵。
看板の書体に興味津々
幼児~小学生まで歯車になってくるくる楽しんでいました。
その他、家紋を描いたり熊本城をデッサンしたりという企画もあって、わりと中高生も集中して楽しんでいました。
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