今回見つけたトイレマーク、現代日本で実存するんや……!と、個人的に打ち震えました。
いかがですか?コレ。色々うるさい世の中になりましたが、まだまだ日本も自由があるなあ…と嬉しく思ったトイレマークです。ご紹介します。
立ション推奨じゃないよ~。
発見日:2023年5月5日
立ション姿のトイレマーク!
今回のトイレマークは、市営の公園内にありました!公共の施設のなかで立ション姿さらしてます。いや~~イイね!ウキウキします。
トイレマークといえば、男性と女性各一人ずつというのが一般的な姿でした。
しかし今回は横向き一人!
一応、矢印の先にある案内されているトイレ施設を見てましたが、ちゃんと女性トイレもありましたよ。
ということは、この立ション姿は女性も含めるのか?という点も含めて興味深い表現です。まあ、女性が立ションしたところでこんなに前にはおしっこは飛ばないか。それに現代の便器設備だと女性の立ションは難しいかもしれません。
…ということは、この姿は男性の姿をやはり描いているってことだよね…?
でも、この看板は男性に一般的な黒や青色ではなく、赤色で作られています。
そういう点からこのトイレマークは、現代のトイレマークの概念からちょっと外れているはいます。しかし、的確にトイレを表現しているというなかなか珍しい逸品です。
何て素晴らしい。
一人だけのトイレマークってほかにあるの?
ちなみに今回のような一人でトイレを表現するマークは、過去に合った例を見ても滅多にありません。その数少ないなかから紹介すると……
(1)股間を押さえたポーズで一人
↑こちらのトイレは、小さなカフェだったそうで、それなら男女兼用個室の一個のみということもあります。男も女も一か所なのであれば、表示で男女分ける必要は無いと言えば無いですよね。
また、用を足す様子ではなくガマンしている様子を描いているので、これは男女共通する仕草でもあります。これこそ表示も設備も、性別は必要のないトイレの表示なのですんなり行けちゃうと思います。
(2)キティちゃん
サンリオのテーマパーク「ハーモニーランド」のトイレです。
元祖キティちゃんの代名詞ともいうべき、横向きキティちゃんが、なんと便器に座っている姿です!かなりレア。
実際のトイレはちゃんと男女それぞれありました。今回の立ショントイレマークと同じような形で片方の性しか描いていませんが、キティちゃんはこの姿なんだから、という前提あってのトイレ表示です。これは個人的には文句はないです。
(3)男性用の小便器「ピソワール」
このトイレは、フランスにあった屋外の男性用小便器の表示。
↑こんなの感じで男性が小を足すトイレを表すものなんです。これは表示通り、男性のみのトイレ。街角など屋外に設置されていますが隠すものが何もなく、立ション姿がマジで丸見えなので、日本人からしたらビックリしますよね。
ちなみに日本にはほぼないトイレ文化「ピソワール」、なかなか興味深いので是非こちらの記事もご覧ください↓↓↓。
こんな感じで、今までトイレ表示として一人描かれていたもののなかでも、表示通り男性だけだったり、両性分設備があったり、様々です。一人だけのトイレマークじゃ、設備のほうに男女の隔てはあるのかは読み取れませんよね。
男性の立ション姿に対しての女性はどのポーズ?
今回のマークについて、一人であることについては前述の通り。では、立ション姿について考えてみましょう。
歴史的・文化的には女性も立って用を足したりはあったようですが、現代では立ション姿はやはりメインは男性のポーズだと思います。
では、立ションの男性に対して、女性はどのポーズがいいのでしょうか?過去の例を見ると…
(1)女性は側に立っているのみ
女性は用を足す姿ではなく、ぼかしてあって、ただたたずんでいるだけだったり…
(2)女性は便器に座ってる
便器に座っている様子のものもありました。下のものは便器は描かれていなく、雫も描かれていてなかなかリアルですが…。様式便器に座っているとみていいと思います。こんなのもあり。
(3)女性はしゃがんでいる
さらには、リアルに野ション中っぽいしゃがんだ姿で表現していたりしているものもありました。こんなのも面白いですよね。
直球を避けるトイレ表現たち
こうしてみてみると、トイレ最中の表現って、なかなか描かれません。ぼかしてみたり、たとえてみたり、幅があって面白いですよね。現実の用を足す姿を描くとなかなか抵抗があるヒトもいる。だからこそのトイレマークなんです。
それは、言葉や文字の表現でも、そうなんです。用を足すことの表現は我々は古来から直球を避けてきました。詳しくはこちらもどうぞ↓↓↓。
トイレマークって奥が深~い!
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