筆で描いたような線が印象的な富士屋ホテルのトイレマーク‐No.1142

トイレマーク ――四肢アリピクトグラム

富士屋ホテルに行った知人からいただいたトイレマークを紹介します。

筆っぽい線だろ

揺らいでるだけじゃ?

発見場所: 神奈川県足柄下郡箱根町「富士屋ホテル」
発見日:2025年11月28日
提供:M様
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富士屋ホテルのトイレマーク

トイレマーク

今回のトイレマークは、マーク自体はちょっとだけ服を凝ったものになりますが、線に「ゆらぎ」があるのが特徴的です。

この写真だけだと、気のせい?経年劣化?なんて思わなくもありませんが、ほかの場所で撮ったものをみても…

 

トイレのすりガラスの扉表示↓

 

トイレの手前表示↓

この「ゆらぎ」の輪郭線で統一されています。

いいですね~。

 

この輪郭線、女性は顔の輪郭のラインをキッチリと止めていなくて、髪型との境をわかる程度にしてあるのがミソ。ラフな感じも出ていて、作り込みすぎない雰囲気がいいです。

 

筆によるラフな感じのものといえば…

しかし、「筆で描かれた感じ」と軽く言いましたが、今までにあった筆っぽいものを見てみると…

 

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荒っぽく勢いづいたものもあるので、今回みたくゆらめいた程度は珍しいのかも。

 

富士屋ホテルいいなあ…

今回もらったトイレマークは、箱根の「富士屋ホテル」のもの。

すごく雰囲気いいですね~。誕生は明治11(1878)年で増改築を重ねて今に至るようです。外観はこんなですが、本格的な洋室や洋食だったりも兼ね揃えているそうで、「和洋折衷」とはまさにこのこと。

今までホテルといえば

大阪帝国ホテルとか…↓

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ホテル日航熊本とか↓

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こんな感じの洋装でした。

 

でも、今回の富士屋ホテルは洋装ではあるけれども、筆っぽい筆致。

やっぱ、富士屋ホテルっぽいですよね~。

このトイレマークは比較的新しそうではあるので、「和洋折衷」のホテルの雰囲気に合わせてチョイスされたものなのでしょう。

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