富士屋ホテルに行った知人からいただいたトイレマークを紹介します。

筆っぽい線だろ

揺らいでるだけじゃ?
発見場所: 神奈川県足柄下郡箱根町「富士屋ホテル」
発見日:2025年11月28日
提供:M様
発見日:2025年11月28日
提供:M様
富士屋ホテルのトイレマーク

今回のトイレマークは、マーク自体はちょっとだけ服を凝ったものになりますが、線に「ゆらぎ」があるのが特徴的です。
この写真だけだと、気のせい?経年劣化?なんて思わなくもありませんが、ほかの場所で撮ったものをみても…
トイレのすりガラスの扉表示↓

トイレの手前表示↓

この「ゆらぎ」の輪郭線で統一されています。
いいですね~。
この輪郭線、女性は顔の輪郭のラインをキッチリと止めていなくて、髪型との境をわかる程度にしてあるのがミソ。ラフな感じも出ていて、作り込みすぎない雰囲気がいいです。
筆によるラフな感じのものといえば…
しかし、「筆で描かれた感じ」と軽く言いましたが、今までにあった筆っぽいものを見てみると…

筆でササッと描いたデザインのトイレマーク-No.1105
シンプルなトイレマークを紹介します。

なぐり書きタイプのトイレマーク!筆の勢いを活かしている‐No.803
かすれを活かした形のトイレマークを紹介します。

トイレマークの勢いがスゴイ!筆のかすれを生かしてそれっぽく-No.116
筆で描いたトイレマークを紹介します。
荒っぽく勢いづいたものもあるので、今回みたくゆらめいた程度は珍しいのかも。
富士屋ホテルいいなあ…

今回もらったトイレマークは、箱根の「富士屋ホテル」のもの。
すごく雰囲気いいですね~。誕生は明治11(1878)年で増改築を重ねて今に至るようです。外観はこんなですが、本格的な洋室や洋食だったりも兼ね揃えているそうで、「和洋折衷」とはまさにこのこと。
今までホテルといえば
大阪帝国ホテルとか…↓

帝国ホテル大阪でも東京と同じトイレマークを発見!詳細に観察してみる‐No.644
大阪の帝国ホテルにあったトイレマークを紹介します。
ホテル日航熊本とか↓

男性の礼装用スパッツとは?いつの時代に誰が着用していたの?‐No.829
スパッツの語源について紹介します。
こんな感じの洋装でした。
でも、今回の富士屋ホテルは洋装ではあるけれども、筆っぽい筆致。
やっぱ、富士屋ホテルっぽいですよね~。
このトイレマークは比較的新しそうではあるので、「和洋折衷」のホテルの雰囲気に合わせてチョイスされたものなのでしょう。

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