学生の頃、結婚式場のスタッフに採用され働き始める前に、「シニヨンつけてね!」と言われました。
「しによん…?何だそれ…??」
そこで私が初めて出会った単語「シニヨン」。それから十数年。現在また違う用法で「シニヨン」を聞く機会が増えてきました。今回改めて、「シニヨン」とは何かについて調べてみました!
シニヨン、シニョンともいうわ。
chignon、フランス語だな
発見日:2010年4月11日
シニヨンとは?
「シニヨン(chignon)」とは、フランス語で、束ねた髪を後頭部やサイドで結い上げた髪型のこと。つまり、おだんごヘアですね。
辞書を見ると…
女性の、洋風に結い上げた髪の髷(まげ)。 (三省堂大辞林)
当たり前ですけど古くからある言葉なので「まげ」って訳されているんですよね(笑)。
昔はバレエや新体操のヘアスタイルといったものだったようです。
しかし最近では、ゆるふわのおだんごヘアを「シニヨン」と呼ぶようになってきています!
こんな感じで欧米女性がよくやっているような無造作だけどオシャレに見える感じですね。
ヘアアクセサリーのシニヨンについて!
冒頭の話で、結婚式のスタッフとして働いていたときにつけるよう言われた「シニヨン」とは、束ねた髪を入れこむタイプの「シニヨンネット」のことですね。
衛生的に髪の毛が落ちなくていいので、飲食店などで広く使用されています。私はこのアクセサリーの名前が「シニヨン」だと思っていたので、最近のシニヨンの使われ方はちょっと混乱しました。
でも、もともとが束ね髪ということなので、広く見たらストリートファイターⅡの春麗もシニヨンヘアということになりますよね。
日本においての中国人キャラのフランス語の髪型の名前ってなかなか色んな文化が混じっていますね。でも当の中国人はあまりこのおだんごヘアって馴染みがないようです。
シニヨンヘアのトイレマーク!
今回見つけたトイレマークは、女性がいわゆる「シニヨン」の髪型でした。シルエットのトイレマークは帽子をかぶったものや、髪を下ろしたものなどいろいろとありますが、今回のこの髪型は初めて。
男性はこのシルクハットスタイルは結構ありますけどね。
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